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人生論
自己正当化をしていても何も変らない
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 15)狐と葡萄 腹をすかせた狐君、支柱から垂れ下がる葡萄の房を見て、取ってやろうと思ったが、うまく届かない。立ち去りぎわに、独り言、「まだ熟れてない」このように人間の場合でも、力不足で出来ないのに、時のせ... -
人生論
期待だけをするから裏切られる
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 111)石を曳き上げた漁師 漁師たちが地曳網を曳いていた。網が重いのでてっきり大漁だと思い、小躍りして喜んだが、浜に曳き寄せてみると、魚は僅かしか見えず、網の中は石や木ばかりだった。漁師たちの落胆はひとと... -
人生論
心の美しさ
今日の言葉 イソップ寓話より引用 12)狐と豹 狐と豹 が美しさを競い合った。 豹が二言目には体色の多彩さを言いたてるので、狐が答えて言うには、 「わたしの方がどれ程美しいことでしょう。だって、体ではなく心が多彩なんですもの」 体の美しさより知性... -
人生論
習慣は恐怖を和らげる
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 10)ライオンを見た狐 ライオンを見たことのない狐が、これにばったり出会った。初めて目にした時はほとんど死にそうなくらいぶったまげたが、次に出くわした時には、怖かったものの初回ほどではなく、三度目に見た時... -
人生論
何も考えずに目先の利益を追い求めると
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 9)井戸の中の狐と山羊 狐が井戸にはまり、上る手だてがなくて、止むをえずじっとしていた。 そこへ喉の渇いた山羊がやって来て、狐を見つけると、そこの水は旨いのか、と尋ねた。 狐は奇貨居くべし、と水を褒めちぎ... -
人生論
承認欲求に対する2つの道
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 2)鷲と黒丸烏と羊飼 鷲が高い岩場から舞い降りて、仔羊をひっさらった。 これを見ていた黒丸烏君、なにくそ自分も真似をしてやれ、とばかり、羽根音高く急降下して、襲いかかったのは一人前の牡羊。 ところが、房々... -
人生論
本当の友だちとは
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 1)鷲と狐 鷲と狐が友だちになって、近くに住むことにした。 日々のつきあいで一層友情も固まる、と考えたわけだ。 こうして、鷲はとある高い木の天辺に巣を懸け、狐は根元の茂みにもぐりこんで、子を生んだ。 と... -
人生論
イソップ寓話
今回からイソップ寓話を参考にしながら、気付いたこと感じたことを書いていきます。 初回はイソップ寓話とはについてまとめていきます。 【イソップ寓話とは】 まず、寓話とは教訓や処世訓、風刺などを動物や他の事柄に託して語る物語のことです。 次に、... -
人生論
恵まれた環境の子供は「まぐそ茸」に育つ
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 176)推譲を知らぬ富者はまぐそ茸 翁のことばに、農家でも商家でも、富家の子弟は、自分で勤めるべき仕事がない。貧家の者は、生計のために勤めざるをえないし、また富を願うから自然と勉励もするが、富家の子弟は、た... -
人生論
刃先の向け先
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 174〕万事、刃先を手前にせよ 翁のことばに、世の中で刃物をやりとりするのに、刃の方を自分の方に向け、柄の方を先方に向けて出しているが、これが道徳の本意なのだ。この心を押し広めることができれば、道徳は完全だ...