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人生論
人間は抑圧からの解放期にバランス崩す
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 78)船旅をする人々 人々が船に乗りこんで航海に出た。ところが、沖に出たところで大時化となり、船は今にも沈みそうになった。乗客の一人は着物を引き裂き、泣きわめきながら祖国の神々に呼びかけて、皆の命が救われ... -
人生論
不安から逃げ出さないこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 76) 鹿と洞穴のライオン 鹿が猟師を逃れ、ライオンのいる洞穴の前までやって来た。そこに隠れようと入って行ったが、ライオンに捕まり、殺されようとして言うには、 「何て運が悪いのだ、人間を逃れたのに獣に身を委... -
人生論
ドリームキラーも必要な存在
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 75)片目の鹿 片目の潰れた鹿が海辺にやって来て、草を食んでいた。悪くない目は陸に向け、猟師に襲われぬよう警戒し、潰れた目を海に向けたのは、そちらから危険が生じるとは夢にも思わなかったからだ。ところが、そ... -
人生論
長所も短所もある自分を理解しておく
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 74)水辺の鹿 喉の渇いた鹿が泉にやって来た。飲み終り、水に映る自分の姿を見て、大きな角が見事に枝分かれしているので得意になったが、脚が細くて弱々しいのが悲しくてならぬ。思いにふけっているところヘライオン... -
人生論
本当の友人とは
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 65)旅人と熊 二人の友だちが一緒に旅をしていた。熊が現れたので、一人はさっさと木によじ登り、そこに隠れていたが、もう一人は捕まりそうになって、地面に伏して死んだふりをしていた。 熊はこの男に鼻面を近づけ... -
人生論
今すべきこと と 快楽の選択
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 63)弁論家デマデス 弁論家デマデスがある時アテナイで演説をしていたが、聴衆が少しも身を入れて聞かないので、ひとつイソップの寓話を語らせてほしいと頼んだ。同意が得られたので語り始めて言うには、 「デメテル... -
人生論
正しいことをしたければ、偉くなれ
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 62)海豚と沙魚 海豚と鯨が戦っていた。争いは長びき、激しさを増すので、沙魚が現れて両者を仲直りさせようとしたところ、海豚の一頭が遮って言うには、「お前ごときに仲裁されるくらいなら、戦って殺されあう方がま... -
人生論
今あるものを失う前に
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 58)女と雌鶏 未亡人が、毎日卵を産んでくれる鶏を飼っていたが、もっと餌を与えたら、日に二回産むだろうと考えた。そこでやってみたところ、鶏はぶくぶく肥えて、日に一度も産まなくなってしまった。 多くの人は貪欲... -
人生論
目先の利益で見失うこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 57)老婆と医者 目を患った老婆が、礼金を約束して医者を呼んだ。やって来た医者は、薬を塗りながら、老婆が目を瞑る度に、一つずつ家具をちょろまかし続けた。すっかり盗み出したところで治療も終ったので、約束の報... -
人生論
イソップ寓話の三矢の訓
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 53)兄弟喧嘩する農夫の息子 農夫の息子たちが喧嘩ばかりしていた。いくら言って聞かせても、言葉ではとうてい改心してくれないので、行いで教えこむしかないと悟り、棒の束を持ってくるよう命じた。息子たちが言いつ...