イソップ寓話– tag –
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人生論
子育ては叱って褒めること
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 200)盗みをする子と母親 子供が学校で友だちの書板をくすね、母親に持ち帰った。母親は打擲しないばかりか、これを褒めたので、二度目には着物を盗んで手渡すと、前にもまして感心してくれた。 時が移り、この少年も... -
人生論
他の大人が子どもを叱ること
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 199)子供と蠍 子供が城壁の前でバッタを取っていた。たくさん捕まえたところで蠍を見つけたが、これもバッタだと思い、手の平をまるめて、かぶせてやろうとした正にその瞬間、蠍が針をもたげて言うには、「やったら... -
人生論
時には戦うことも必要
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 198)踏まれた蛇とゼウス 大勢の人に踏みつけられる蛇が、そのことをゼウスに訴えたところ、ゼウスの言うには、 「最初にお前を踏んだ人間を咬んでおけば、二人目は踏む気にはならなかったろうに」 最初に踏む者に抵... -
人生論
本当に変るべき人は誰なのか
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 196)蛇と蟹 蛇と蟹が一緒に暮らしていた。蟹は蛇に対して率直で親切にふるまったのに、蛇はいつも陰険で邪だった。率直につきあってくれるように、そして自分の気性を見ならうように、とたえず忠告しても蛇が聞かな... -
人生論
慣れすぎることも問題になる
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 195)駱影(ラクダ)のお目見え 初めて駱駐を見た時、人々は恐怖にとらわれ、その大きいのに目を潰して逃げ出した。しかし時が経つにつれ、おとなしいことが分かってくると、側に寄るまで大胆になった。さらに、この... -
人生論
美味しい話を持ちかける人とも関わらない
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 194)猟師と鸛(コウノトリ) 猟師が鶴の網を張って、獲物がかかるのを遠くから首を長くして待っていた。鶴と一緒に鸛も降りて来たので、猟師は駆け寄るなり、一網打尽に捕まえた。鸛が逃がしてほしいと頼み、自分は人... -
人生論
裏切り者が裏切られる
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 191)驢馬と狐とライオン 驢馬と狐が仲間になって狩に出かけた。ライオンに出くわしたので、狐は危険が身に迫ったと思い、ライオンにすり寄ると、身の安全を請け合ってくれるなら、驢馬を引き渡そうと約束した。 見逃... -
人生論
悲劇のヒロインにならないこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 189)驢馬と蛙 驢馬が薪の山を背負い、沼を渡ろうとした。足を滑らせて倒れこみ、起き上がれなくて泣いたりわめいたりしていると、沼に住む蛙たちが、わめき声を聞いて言うには、「おいおい、ちょっと倒れただけでそ... -
人生論
ライオンの皮を被ったロバ
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 188)ライオンの皮を被った驢馬 驢馬がライオンの皮を被り、愚かな動物どもを震えあがらせながらのし歩いていた。狐を見かけ、こいつもびっくりさせてやろうとしたところ、狐は元より驢馬の声を聞いたことがあるので... -
人生論
肩書きと自分自身は別なもの
今日の言葉 イソップ寓話より引用 182)神像を運ぶ驢馬 男が驢馬に神像を乗せて、町へと追っていた。大勢の人が行き会い、神像を拝んだが、驢馬は自分が拝まれていると思い、有頂天になって嘶き、それ以上先へは進もうとしなかった。驢馬追いは事情を悟って...