体という物体は皮膚までか

 人の体は常識的には皮膚や毛で覆われたところが自然との境界線だと考えられます。実はこれでは説明できない事象が沢山あるのです。

 人の体は物体です。人という定義もさることながら、物体という定義をすることも相当困難なことなのです。

 物体を小さく別けていくと、90幾つかの原子になりますが、この原子もまだ小さく別けることができます。それが原子核と電子です。原子は原子核の周りを回る電子の数によって水素とか酸素とかの原子に分類することができます。

 ではこの原子核はそれ以上細かくできないのでしょうか。中はどうなっているかという疑問が生じます。実は原子核ももっと細かな物資に分けることが可能なのです。それが陽子と中性子なのです。

 ではその先はどうなるのでしょうか。最後はどのような結末を迎えるのでしょうか。常識的に考えると小さいものはより小さいものからなっているので、これでは切がありません。

 現在の理論では量子力学という考えから物質とは空間とエネルギーこんなことが「気」とか「オーラ」と呼ぶものかも知れませんね。の相関関係であるとされていますが、これが物質の最終状態かどうかは疑問のあるところです。

 結局は宇宙には最小と最大に関する真実は存在しないと考えています。アインシュタインの相対性理論はこの極小と極大を除いた宇宙に関する理論に過ぎません。

 ですから物質は何かという理論は存在しないのです。般若心経の「色即是空、空即是色」(物質は無であり、無は物質である)というのは案外このことを指しているとも考えられます。「色」とは物質で「空」とは無を指しているのです。

 だがそんな考え方は哲学的なもので、科学的な説明にはなっているとは思えません。

 人の体も物質です。しかしその物質とは何かを説明できないとすれば、人の体の自然との境界線もまた説明が付かないのです。

 物質の極小状態とは今の理論ではエネルギーと空間の相関関係にあるとするものです。これが正しいかどうかは別として極小と原子の中間の段階にある物質の状態は説明できています。

 人はエネルギーを使い新陳代謝をして生を維持している物体(生体)なので、そのエネルギーは放出しなければなりません。古い細胞は主として呼気と吸気の差、即ち酸素CO2とO2の差のCが体内に放出されることで形を変え、消滅します。

 人の体は電気的、電磁的に制御、作用しているので、新陳代謝や動きの中では電気、磁気が関与しています。電気、磁気は目に見えませんし、触ることもできません。

 実は人の皮膚をこの電気、磁気が取り囲み、自身の体や他人の体にも影響を与えているのです。

 脳は身体の一部ですから、当然この電気、磁気及の作用の影響を受けているのは当然です。

 調べてみるとこの電気や磁気には一定のパターンがあり、健康な状態ではこのパターンに歪みはないのです。しかし病気になるとパターンが揺れ、歪みが生じます。その歪の有無と形から病気の存在と種類を特定しようとする研究者がいます。

 まだその研究の端に付いただけで、成果は将来のことになりますが、ここで言いたいのは人の体の範囲は皮膚では終わりではないと言うことです。そしてその範囲がどこまで伸びているか人によって異なるのです。

 またこの電気、磁気が自分だけではなく、他人の脳にも影響を及ぼします。一緒にいると楽しい人、冷静になれる人、パワーがもらえる人、そんな人がいるのはこの体を覆っている電気、磁気の所為なのです。

 虫の知らせなどの不可思議な現象をもこれで説明することができるかも知れませんし、ある人がお店にくると不思議にそのお店には客が大勢くるというのもあながちないとは言い切れないのです。これが「気」とか「オーラ」とか言うものかも知れませんね。

 人は死んでもしばらくはこの電気、磁気は残存するし、どこまでも伝わっていくか分かりません。なにしろ電気、磁気の進む速度は秒速30万キロなのですから。人の体にはこのような謎がまだまだあるのです。

酒巻 修平

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