イソップ寓話– tag –
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人生論
他人の欠点を指摘するよりも自分の欠点と向き合おう
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 266)振分け袋 その昔、プロメテウスは人間を造ると、二つの袋を首に掛けさせた。一つは他人の欠点、もう一つは自分の悪い所を入れる袋で、他人用の袋は体の前に据え、今ひとつは背後にぶら下げた。それ以来人間は、他... -
人生論
波乱の時代は精神的・物質的に身軽にしておく
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 228)鵞鳥(がちょう)と鶴 鵞鳥と鶴が同じ草地で餌を照んでいた。猟師が現れた時、身軽な糖は無事だったが、驚鳥は体が重いので、もたもたしていて捕まってしまった。 このように人間の場合でも、町に内乱が起こったり... -
人生論
ウサギとカメ
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 226)亀と兎 亀と兎が足の速さのことで言い争い、勝負の日時と場所を決めて別れた。さて、兎は生まれつき足が速いので、真剣に走らず、道から逸れて眠りこんだが、毛は自分の遅いのを知っているので、まず走り続け、兎... -
人生論
それは何の為の議論なのか?
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 223)産の軽さを競う豚と犬 豚と犬がお産の軽さのことで言い争った。四つ足動物の中で、あっという間に産を済ませるのは自分だけだと犬が言えば、豚が遮って言うには、「そんなことを言うが、目の見えぬ仔を生むじゃ... -
人生論
リーダーに必要な要素
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 219)孔雀と黒丸鳥 鳥たちが王を決める相談をしていると、孔雀が美しいのを理由に、自分こそ王に選ばれるべきだと主張した。皆がその方向に進もうとする中で、黒丸鳥が言うには、「君が王様だと、もし驚が攻めて来た... -
人生論
子育てとは自立させること
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 218)猿の子供 猿は子供を二匹生んで、一方は可愛がってまめやかに育て、もう一方は憎んで放ったらかしにする、と言われている。しかし神的な巡りあわせによって、まめやかに育てられた方が死に、なおざりにされた方... -
人生論
オオカミ少年が嘘をつく理由
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 219)羊飼の悪戯 羊飼が羊の群を村から遠く追って行きながら、いつもこんな悪さをした。大声で村の人に助けを求めては、狼が羊を襲いに来た、と言ったのだ。二度三度は村人たちも慌てて飛び出して来て、やがて笑いも... -
人生論
災難から何を学ぶのか
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 207)羊飼と海 羊飼が海辺で放牧をしていたが、海が凪いで穏やかなのを見て、航海がしたくなった。そこで羊を売り払い、棗椰子(なつめやし)を買いこんで船に積みこむと、船出した。ところが激しい嵐が起こり、船は... -
人生論
現代社会は慣れるよりも排除
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 204)金持と皮鞣し屋 金持が皮し屋の近くに住むことになったが、悪臭が耐えられないので、引っ越しをしろと責付いた。こちらは、もう少ししたら引っ越すと言いつつ、引き延ばしていた。こんなことが繰り返されているう... -
人生論
すべての結果は過程のうえに成り立っている
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 203)猿と漁師 高い木の上に腰かけていた猿が、漁師が川で網を打つのを見つけ、その動作を見守っていた。漁師たちが網を曳き上げ、少し離れた所で昼食をとりはじめたので、猿は降りて行くと、自分も同じことをしてみよ...