高血圧とは何だ

私くらいの年代になると体の機能が色んな箇所で低下する。簡単に言えば老化しているのである。私はもともと喘息を持病として持っているし15年ほど前から不整脈が追加されこの対策もしなければならない。

 血圧は正常だが油断はならないし、アルツハイマー、癌、心臓病、脳溢血、脳梗塞などよくこれほど人間の体が故障するのだなあと感心することしきり。

 昔厚生省は正常血圧を130以上と発表していたと記憶するがその後数値を変更し150以上になった。実際そんな発表があったかどうか私はそんな数値に関心がないのでひょっとしたら不正確かもしれない。

 しかし数値が変更されたことだけは確かだ。正確な数値には関心がないが厚生省あるいは厚生労働省の行政に対する姿勢には興味がある。

 何故ならそのような数値は行政の都合によって設定されていると考えているからだ。そもそもこんな数値がどうして設定できるか謎が多い。

 重量上げの選手が自己新記録を更新するときなど血圧は400あるいは800とも言われている。これもいかに計測されたのかは不明だがかなり数値が高くなることは事実だろう。そうでなければ記録は出ないからだ。

 相撲でもがっぷり四つになり相手を押そうとするとき呼吸を止め血圧を上昇させる。血圧400であれば老人はその場で脳の血管が破れる。

 ここには血管の弾力性、強度、厚さが関係してくるので若く強靭な人は非常に優秀な血管を持っている。だから400でも800でも脳溢血などを起こさないのだ。

 言いたいことは脳溢血を起こすかどうかはその人個人の血管の状態と密接な関係があるということだ。

 ある人の常時血圧が160でも異常が発生しない人と130なら危険ということもある。

 高血圧で症状が発生するかどうかはあくまで平均値であるので一喜一憂するのは意味がない。あくまでその人の血管が血の流れに対して充分な強度を保っているかどうかだ。

 厚生労働省が血圧の正常値を上げたのは医者に行く人を少なくし、医療保険の支払い額を抑えたいためだとみている。

因みに血圧という言葉も不正確で意図する意味とは少し外れている。血管にどの程度の負荷が掛かるかということであればそれは「テンション=tension」という言葉を使うべきで血に圧力があるわけではない。

高血圧は英語では「hiper tension」と言う。循環器の医師に聞けばすぐにこう答えるがhiperとは「極超」を意味する単語である。

 従って英語圏の医師たちは高血圧を「極めて高い血圧」と定義している。以前まで厚生省は高血圧の数値を130以上としていたのは英語圏の医師たちは奇異な目で見ていたと思う。

 血管には弾力性があり瞬間的に200以上の血圧に上がってもそれが脳溢血を起こさせることはない。高血圧とは「常時極めて高いテンションが血管に掛かる症状」というのが正確に近い定義である。

 ここで問題は「常時」ということだ。私は家で血圧を測ると125くらいから230くらいの間の計測値を得る。もしかしたら高血圧ではないかと意識して図ると200を超えることがあるし、普通の意識下では130台だ。

 病院で測っても同様で信頼のおける医師によると120台から130台であるが初めて行く病院などでは大体170あるいは160、高い時は180、200になる。しかし医師はそれを持って直ちに高血圧とは言わない。瞬間的な計測値は判断材料にはならないからだ。

 暖冷房が普及していなかったころ血圧は夏には低くなり、冬になると高くなる。そのように人の体と自然は密接に関係していた。だから冬には血管は辛く、夏には楽な状態となる。

ところでテレビのコマーシャルでは130以上の血圧の人はこのサプリメントを服用した方が良いといかにも高血圧の危険水域が130であるよう錯覚させる。

信用してはならない。サプリメントにはほぼ何の効果もないとどの医師も言う。

 何故効果がないサプリメントが堂々と効果を喧伝するのを厚生労働省は許可するのか。やはりそこには政府の自己中心的な政策が関与していると思われる。

酒巻 修平

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