人生論– category –
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まずは資本をつくること
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 [110 貧富の隔たりは心得一つ 翁のことばに、富と貧とは元来遠く隔たったものではない。ほんの少しの隔たりであって、その本源はただ一つの心得にあるのだ。貧者は昨日のために今日勤め、昨年のために今年勤める。それ... -
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善悪は実行上の評価
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 109〕善悪は実行上の評価 翁のことばに、朝な夕なに善を思っていても、善事をしなければ善人とはいえない。それは、昼となく夜となく悪を思っていても、悪事をしなければ悪人といえないのと同じことだ。だから、人は悟... -
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善悪の定規
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 108〕善悪は米食い虫の定規 翁のことばに、儒教の本(大学)には「至善に止まる」とあるし、仏教では衆善奉行」といっている。けれども、その善というものがどのような善なのか、はっきりしないために、人々は善をする... -
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日本の幸福度が低い理由
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 106〕 禍福の根元 翁のことばに、禍福は二つ別々にあるものではない。元来一つのものだ。手近なところでたとえれば、包丁でなすを切ったり大根を切ったりしていれば福だが、もし指を切れば禍だ。 つまり柄を持って物を... -
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ツイている・ツイていないをセットで感じること
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 105〕 吉凶禍福は相対のもの 翁のことばに、吉凶・禍福・苦楽・憂歓などは、相対するものである。なぜかといえば、 ねこがねずみをとったときは楽しみの極だが、捕えられたねずみは苦しみの極だ。へびの喜びが極まると... -
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運勢は方位やアイテムにあるのでなく、因果応報にある
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 104〕禍福は方位でなく因果応報 翁のことばに、方位で禍福を論じたり、月日で吉凶を説いたりすることが昔からあって、世間ではこれを信じているが、この道理はありえない。禍福吉凶は方位・日月などとは関係のないもの... -
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願いと行いを一致させること
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 102〕悪因悪果は神明の加護 あるひとがいった。私は運が悪いのでしょうか、神明の加護がないからでしょうか、思うことなすこと、食いちがってうまく行きません。翁はさとしていわれた。そなたは心得ちがいをしている。... -
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因果応報のタイミング
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 100〕 善因善果は必然の輪回 翁のことばに、善因には善果があり、悪因には悪果を結ぶことは、だれでも知っていることだ。しかし、この因果が、目前にきざして目前に現われるものならば、人々は恐れもし、用心もして、善... -
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国家が滅びるとき
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 99)一家一国興廃の因果 あるひとが来訪した。翁は、たれそれの家は無事かときかれた。客はこたえた。彼の父親は、農業出精にかけては村内無比でしたから、作徳も多くて、豊かに営んできましたが、 その子は、べつ... -
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身の丈を知ることから
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 98) 貧富の因果は明白 翁のことばに、貧となり富となるのは偶然ではない。富にもよってきたる原因があり、貧にもよってきたる原因がある。ひとはみんな、財貨は富者のところに集まると思っているが、そうではない、節...