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人間にとって、苦労こそが宝物なの?

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今日の言葉

イソップ寓話より引用

42)農夫と息子たち
死期の迫った農夫が、息子たちを一人前の農夫にしたいと思って、呼び寄せてこう言った。 「倅たちや、わしの葡萄畑の一つには、宝物が隠してあるのだぞ」 息子たちは父親の死後、鋤や鍬を手にとって、耕作地を隅から隅まで掘りかえした。すると、宝物は見つからなかった代わりに、葡萄が何倍もの実をつけた。 人間にとって、苦労こそが宝物だと、この話は説き明かしている。

【引用元 岩波文庫 イソップ寓話集 著 イソップ 翻訳 中務哲朗】

人間にとって、苦労こそが宝物なの?

この寓話を読んで、息子たちは実った葡萄が何倍にも増えた畑を見て本当に喜んだのだろうか、と思います。

もし息子たちが強欲で宝物だけを欲していたなら、葡萄が実っても宝物が見つからずに、父親に騙されたと恨むかもしれません。

しかし、もし息子たちが物事の本質を理解していたら、「畑を耕すことで葡萄は何倍にもなる」という教えが宝物であることに気づき、父親を尊敬したでしょう。

寓話では、息子たちの心情まで描かれていませんが、どのような気持ちだったのでしょうか。

イソップ寓話では「人間にとって、苦労こそが宝物」と教えていますが、苦労することが目的ではなく、苦労した結果にもたらすものが宝物という教えです。

このことを理解しているかどうかで苦労に対する感じ方は変わると思います。

イソップ寓話集 の「農夫と息子たち」を読んで、そんなことを感じました。

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