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苦しい時ほど冷静に

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今日の言葉

イソップ寓話より引用

43)水を探す蛙
蛙が二匹、池の水が干上がったので、安住の地を求めてさまよい歩いた。とある井戸の辺りまで来た時、おっちょこちょいの一匹は、跳びこもう、と言ったが、相棒が言うには、 「もしここの水も干上がったなら、どうして上がるつもりかね」後先の考えもなく事に対処してはならぬと、この話は我々に教 えている。

【引用元 岩波文庫 イソップ寓話集 著 イソップ 翻訳 中務哲朗】

苦しい時ほど冷静に

人生で大きな問題に直面すると、苦しくて藁をもすがる思いで、助けを求めたくなるものです。

しかし、苦しいこそ心は冷静に保っておく必要があります。

なぜならば、心が弱って苦しんでいる時に漬け込んでくるものが非常に多いからです。

例えば、自分が病気になった時、病気を治したい気持ち一心でネット検索したとする。

すると、医療では治せない魔法の施術というページが見つかり、簡単に申し込んでしまう。

結局、高額費用だけ払って何も変わらないどころか、事態が悪化することもある。

冷静に考えれば「怪しい」と思えるようなことでも、心が窮地に追い込まれると、簡単に信じてしまったり、安易な解決先に飛びついてしまったりする。

イソップ寓話にも出てくる話題であることから、昔も今も人間の心にもそういう仕組みがある。

だからこそ、苦しい時ほど心を冷静に保つことが最優先だと思う。

イソップ寓話集 の「水を探す蛙」を読んで、そんなことを感じました。

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