sekiguchi.takeshi@gmail.com– Author –
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人生論
日常から些細な楽しみを見つける
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段6)日日心に楽しみを暴風雨の時には、非情の鳥でさえ、憂え悲しんで鳴いている姿は、いかにも哀れに見える。しかし天気が晴期にして吹く風が穏やかな時には、無心な草木までが、いかにも喜び楽しんでいるようである。こ... -
人生論
褒める教育の問題点
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段5) 忠言は己を磨く砥石 耳にはいつも痛いような忠言・諫言を聞き、心にはいつも思うままにならない事がある場合には、それこそ、修養を積み徳行を磨く砥石となって身のためになる。これに反して、他人のいう言葉が悉く... -
人生論
高尚な人になるために
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段4)潔白な人と高尚な人 権力・名利・富貴・豪奢などは、ややもすると、人を堕落させ易いから、これに近寄らないのが潔白な人である。しかし、これに近寄っても、染まらないのは最も潔白な人といえる。 なお、権謀術数は... -
人生論
真のリーダーに必要なのは公明正大の心
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段3句)心は公明正大 君子の心の持ち方は、あたかも青天白日の如く、公明正大にして少しも隠す処なく、いつも人に、どのような心かわからないというように思われてはならない。しかし、君子の才智は、珠玉の如く大切につ... -
人生論
権力はやがて朽ちる
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段1)真理を守り抜く 真理を固く守って、これをわが住家として安んじている者は、一時的に不遇なさびしい境週で終ることがある。これに反して、権力を最上のものと考えて、これに媚びへつらう者は、一時は栄達することが... -
人生論
菜根譚とは
【菜根譚とは】 前回でイソップ寓話を読み終えました。 今回から『菜根譚』を通じて感じたことを綴っていきます。 『菜根譚』は、約400年前に中国・明代の学者・洪自誠によって著された処世訓です。 江戸時代末期に日本に伝わり、以来、広く読み継がれてき... -
人生論
自分の強みが最初に狙われる
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 469)ライオンに欺かれた牛 ライオンが牛を見た。食べたかったが、角にやられるのが恐かった。恐怖を薬にしても空腹の病いは治らない。飢がライオンに勝ち、牛と渡りあうよう促したが、やはり大きな角は脅威だ。遂に... -
人生論
第3の道を見つけること
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 465)羊飼と肉屋 羊飼と肉屋が同じ道を歩んでいた。太った仔半が群からはぐれ、仲間に置き去りにされているのを見つけて、二人ともそちらへ飛んで行った。当時は動物も人間と同じ言葉を話したものだが、仔半は二人に、... -
人生論
心までは真似できない
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 463)猿の踊り子 こんな話もある。エジプトの王がある時猿に軍の舞を教えた。猿は人間の真似をするのが至ってうまいので、すぐに覚え、紫の衣裳を着け面を被って踊るようになった。この見せ物は久しく好評を博してい... -
人生論
狼の皮を被った羊
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 451)羊の皮を着た狼 人の褌(ふんどし)で相撲をとるのは危険である。 ある時狼が、たらふく餌にありつくためには、姿から入って本性を変えるのがよいと考え、羊の皮を被ると、まんまと羊飼も欺いて、羊の群にまじっ...