人生論– category –
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人生論
上手くいった時こそ、その原因を考えること
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 180)塩を運ぶ驢馬 塩を山のように担がされた驢馬が川を渡っていた。足を滑らせ、水にはまったら、塩が溶け出して、身軽になって立ち上がった。これは嬉しかったが、その後、海綿を担がされて川にさしかかった時のこと... -
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いつも隣の芝が青く見える理由
【】 イソップ寓話より引用 179)驢馬(ロバ)と庭師 庭師に使われる驢馬が、餌は少なく辛い日ばかり多いので、庭師から解放して別の主人に引き渡してほしい、とゼウスに祈った。ゼウスはヘルメスを遣わし、驢馬を焼物師に売るよう命じた。ところが驢馬は... -
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与えられている物事に気づくこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 175)旅人とプラタナス 夏の盛りの真昼どき、旅人たちは炎暑にぐったりしていたが、プラタナスを見つけたので、その下にもぐり込み、木蔭に横になってひと息入れていた。そしてプラタナスを見上げつつ、「この木は人... -
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神様に依存しない
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 174)旅人と運の女神 旅人が長い旅路を終え、綿のように疲れて、井戸辺に倒れこんで眠っていた。今にも井戸にはまりそうになった時、運の女神が現れ、彼を起こして言うには、「これお前、もし井戸に落ちていたら、自分... -
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金の斧・銀の斧
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 173)木樵(きこり)とヘルメス ある男が川の側で木を伐っていて、斧を飛ばしてしまった。斧が流されたので、土手に坐って嘆いていると、ヘルメスが隣れに思ってやって来た。そして泣いている訳を聞き出すと、まずは... -
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権威を疑うこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 170)病人と医者 人が医者から容態を訊かれ、異常に大汗をかいたと答えると、それは良い按配だと医者は言った。二度目に様子を問われ、悪寒がして震えがとまらないと答えると、それも良い按配だと医者は言う。 三度目... -
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他人のせいにするから失敗する
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 169)放蕩息子と燕 放蕩息子が親譲りの財産を食い尽くし、残るはマント一枚となったが、季節はずれの燕が現れたのを見ると、はや夏が来て、もうマントも要らないと考え、これまで持ち出して売ってしまった。しかし、... -
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チームのためか自分のためか
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 165)鼠と鼬(いたち) 鼠(ねずみ)と鼬(いたち)が戦争をしていた。いつも鼠が負けてばかりいたが、協議した結果、そんな目に遭うのは指揮者がいないからだと思われた。 そこで選挙をすることにして、将軍を何名か... -
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人にアドバイスする前に自分を律すること今日の言葉
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 161)占い師 占い師が広場に陣取って、見料を稼いでいた。突然一人の男がやって来て、占い師の家の戸が破られ、中のものがみな持ち出されていた、と告げたので、大いに慌て、跳び上がり嘆き声を発すると、事件を確か... -
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言葉の裏にあるもの
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 158)狼と老婆 腹をすかせた狼が食物を求めてうろついていた。とある家まで来ると、老婆が泣きわめく子供を脅して、泣きやまぬと狼にやるよ、と言うのが聞こえたので、本当のことを言っていると思って、じっと待って...