人生論– category –
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美味しい話を持ちかける人とも関わらない
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 194)猟師と鸛(コウノトリ) 猟師が鶴の網を張って、獲物がかかるのを遠くから首を長くして待っていた。鶴と一緒に鸛も降りて来たので、猟師は駆け寄るなり、一網打尽に捕まえた。鸛が逃がしてほしいと頼み、自分は人... -
裏切り者が裏切られる
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 191)驢馬と狐とライオン 驢馬と狐が仲間になって狩に出かけた。ライオンに出くわしたので、狐は危険が身に迫ったと思い、ライオンにすり寄ると、身の安全を請け合ってくれるなら、驢馬を引き渡そうと約束した。 見逃... -
悲劇のヒロインにならないこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 189)驢馬と蛙 驢馬が薪の山を背負い、沼を渡ろうとした。足を滑らせて倒れこみ、起き上がれなくて泣いたりわめいたりしていると、沼に住む蛙たちが、わめき声を聞いて言うには、「おいおい、ちょっと倒れただけでそ... -
ライオンの皮を被ったロバ
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 188)ライオンの皮を被った驢馬 驢馬がライオンの皮を被り、愚かな動物どもを震えあがらせながらのし歩いていた。狐を見かけ、こいつもびっくりさせてやろうとしたところ、狐は元より驢馬の声を聞いたことがあるので... -
肩書きと自分自身は別なもの
今日の言葉 イソップ寓話より引用 182)神像を運ぶ驢馬 男が驢馬に神像を乗せて、町へと追っていた。大勢の人が行き会い、神像を拝んだが、驢馬は自分が拝まれていると思い、有頂天になって嘶き、それ以上先へは進もうとしなかった。驢馬追いは事情を悟って... -
上手くいった時こそ、その原因を考えること
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 180)塩を運ぶ驢馬 塩を山のように担がされた驢馬が川を渡っていた。足を滑らせ、水にはまったら、塩が溶け出して、身軽になって立ち上がった。これは嬉しかったが、その後、海綿を担がされて川にさしかかった時のこと... -
いつも隣の芝が青く見える理由
【】 イソップ寓話より引用 179)驢馬(ロバ)と庭師 庭師に使われる驢馬が、餌は少なく辛い日ばかり多いので、庭師から解放して別の主人に引き渡してほしい、とゼウスに祈った。ゼウスはヘルメスを遣わし、驢馬を焼物師に売るよう命じた。ところが驢馬は... -
与えられている物事に気づくこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 175)旅人とプラタナス 夏の盛りの真昼どき、旅人たちは炎暑にぐったりしていたが、プラタナスを見つけたので、その下にもぐり込み、木蔭に横になってひと息入れていた。そしてプラタナスを見上げつつ、「この木は人... -
神様に依存しない
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 174)旅人と運の女神 旅人が長い旅路を終え、綿のように疲れて、井戸辺に倒れこんで眠っていた。今にも井戸にはまりそうになった時、運の女神が現れ、彼を起こして言うには、「これお前、もし井戸に落ちていたら、自分... -
金の斧・銀の斧
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 173)木樵(きこり)とヘルメス ある男が川の側で木を伐っていて、斧を飛ばしてしまった。斧が流されたので、土手に坐って嘆いていると、ヘルメスが隣れに思ってやって来た。そして泣いている訳を聞き出すと、まずは...