sekiguchi.takeshi@gmail.com– Author –
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人生論
善も悪も心が作り出している
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段38)自己にうち勝つ 悪魔を降伏退散させるには、まず自己の心の魔を降伏しなければならない。この心の魔を降伏してしまえば、悪魔は、恐く退散して、もとの清明な本心・本性にかえる。また、横着でわがままなものを制御... -
人生論
シンプルに生きる
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段37) 質朴な生き方 この世に処していくには、むしろ素朴で厳正な生き方を心がけるようにして、才智を鼻にかけて利口ぶらないのがよい。そして、正大の気を身に留めおいて、死ぬ時にそれを天地にかえすがよい。また、む... -
人生論
自分の為に先に譲る
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段35) 譲る心がけ 人の心は実に軽薄で変り易く、世渡りの道は山道のようにけわしいものである。それで、極めて困難な世渡りの道をうまく渡るにはどうすればよいか。それは謙譲の徳を守っていくことである。たとえば、容... -
人生論
欲心を捨てる
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段33)欲心を捨てる 功名や富貴は万人の欲するところではあるが、人間はその奴隷になって殴われているので、それに執著する心を捨て去ることができるようになってこそ、初めて凡俗の世界から脱することができる。道徳とか... -
人生論
両方の立ち位置を知ること
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段32)立場を転換 高い地位につくと自分では気付かないが、低い地位にいて、初めて高い地位に登りつくことが、いかに危険なことであるかがわかる。また、暗い処にいて、初めて明るい処に出ることが、余りにも明らかに現わ... -
人生論
初心に返るとき
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段30) 初心に返る 事業が行きづまり、形勢がせばめられて苦境に立った人は、最初事に着手した時点にもどって、その時の心構えを反省して見なければいけない。そうすれば、原点において誤りがあったことがわかるであろう... -
人生論
理想に向かって1歩ずつ
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段29)美徳と美風 何事にも心を配って精励することは立派な行ないではあるが、しかし余りに心配して度を過ぎると、心に余裕が無くなって、本性を養い心情を満たしばすことはできない。物事にさっぱりして欲が無いことは、... -
人生論
成功の定義
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前端28)功名と恩恵 この世で生活していくに当っては、何か功名を挙げるべきであるが、しかし必ずしも功名を求めなくてもよい。ただ大過なく世渡りができれば、それが立派な功名なのである。また、人に恩恵を施すことはよい... -
人生論
妄想から想像へ
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段25)から元気と妄想 思い上って人をあなどるような態度をするのは、総てから元気のなせるわざである。これを克服することができて、そこにはじめて真正な気が現われてくる。欲望や利害得失の意識は、総て邪念・妄想によ... -
人生論
潔癖だから弱くなる
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段24)清は汚物から生ず 腐った土から生ずる幼虫は、大変きたないものではあるが、これが変化して蝉となり、木の上で露を吸って秋風に鳴いている。腐った草には光はないが、これが変化して螢となり、夏の月夜に光を放って...