オリンピックは開催されるか

 結論から言うとオリンピックは開催されると思う。それも満員の観客を呼んで、大歓声の中選手は競技に全力を尽くすだろう。

 将来の予想だから外れることは当然ある。だが人が何を考え、どのように行動するかを考察すると開催される確率はかなり高いのではないか。

 昨日二子玉川にショッピングに行った。どの店も満員で、高島屋など足の踏み場もないくらいだった。

 JRの新駅「高輪ゲートウェイ」駅には初日の切符を買おうとして3万人以上の人が行列を作ったと言うし、中国で再開された「ユニクロ」や「無印良品」の店舗は満員だった。

 そうだ。人は脳を使う、すなわち行動したいのだ。政府は人が集まるのを自粛するように要請していて、それに反することを日本人はしない。

 だからフラストレーションに落ち込んでいる。それを解消した。だから安全だ。問題ないと思う行動はどうしてでもしたい。オリンピックは大勢の人が集まるからある意味新型肺炎に罹患する可能性がある。

 だが自分が生きている間、もう日本でオリンピックを開催される可能性はないかも知れない。だから何とかして見たい。あるいはテレビで観戦したい。

 幸いこの新型肺炎の致死率は低い。日本ではまだ20人も死んでいない。その20人の中に自分が入る可能性は宝くじに当たるほど低い。

 その程度のリスクを日本人は取るだろう。まして若者の死者はほぼ0だろう。選手は若者で頑健だ。選手が罹患して死亡することはまずあり得ない。

 それに切符を買っている人はラッキーだった。その機会を生かしたいのではないか。あるいは政府は観客や選手に体温を測らせるかも知れない。とすると観客や選手に罹患者が混じっている可能性は低い。

 オリンピックは7月に開催される。夏だ。気温が高いからといってこの肺炎が完全に収束しているという保証はないが、ここでも確率論を持ち出すと、オリンピック会場で罹患し、その後死亡する確率はないに等しい。

 後は政府の決断しだいだ。私はもう開催する決断を下していると推測している。政府か東京都が誰かをIOCのバッハ会長のところに派遣しているだろう。

 バッハ会長の言動を見ていると、彼は開催を結論付けていると思う。勿論日本の政府あるいは東京都は大きな額の賄賂をバッハや理事たちにばらまいている。

 IOCの役員、理事や会長などその程度の人物の集まりだ。開催権を与えるために賄賂をもらう。審判も買収される。オリンピックは汚れているのだ。

 安倍首相は消費税を10%に上げて日本の経済に大きな打撃を与え、経済成長率はマイナス10%以下に陥るだろう。だが、この新型肺炎が彼の窮状を救った。

 連日のように御用学者はウイルスの脅威についてぺらぺら話し、国民の恐怖感を増殖させた。

 この病気は消費税の失策の目をそちらに向けさせるには極めて良いタイミングで発生した。国民はこの天災の話題をし、消費税による安倍氏の失策を忘れた。

 安倍氏はどうしてもオリンピックを開催したい。その努力は涙ぐましいほどだ。だいたい人が真剣に努力すると成就するものだ。

 今この病気の蔓延を食い止めるために政府は何でもするだろう。そして蔓延がピークを過ぎれば人は街に出て買い物に現を抜かす。

 そして経済が落ち込んだ分以上に内需は拡大するだろう。そして経済は持ち直す。これが安倍氏の目論んだ作戦だ。

 人は精神で行動する。恐怖感より強い動機があれば人はその動機を達成する行動を取る。

人はオリンピックの観戦に走るだろう。1年の延期はない。開催中止もない。無観客の開催もない。ただ通常通り開催されて、選手は全力をつくし、大勢の観客が押し寄せるだろう。

 それが私の推論であり、希望だ。政府もそうだろう。だが外れることもある。その時の日本経済は悲惨な状態を露呈する。

酒巻 修平

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