菜根譚– tag –
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人生論
苦楽の外に答えがある
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段59) 喜びは苦労のなかに 人が困難に陥って苦労している中にも、常に心を悦ばせるものがある。これに反して、得意になって満足している時に、もうすぐさま失望の悲哀がおとずれてくる。 苦中に楽があり楽中に苦があって... -
人生論
自分と他人を比べる目的を考える
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段54) 自他を比べて見る 人の境遇には、富・貴・寿・健康など総てが揃っている者もあるし、また揃っていない者もある。総てのものが揃って不足のない者は稀である。どうして自分だけに総てが揃って不足のないことを望め... -
人生論
相手に期待せずに自分で納得をする
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段52)感謝と報酬を期待するな 人に恩恵を施す場合には、心の内に自分が施すという意識すらなく、地を受ける者の感謝を期待することがなければ、僅かな地でも大きな恩恵に値するのである。これに反して、人に利益を与える... -
人生論
自分に厳しく、他人に優しく
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段52) 心に留めよ、留めるな 自分が人のために骨を折ってやっても、その報酬などをいつまでも心に留めてはならないが、自分が人に過をして迷惑をかけた場合には、再びしないように心に留めて忘れないようにしなければな... -
人生論
人目のつかないところで罪を犯さない
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段49)独りを慎む 肝臓が病にかかると、目が弱って見えなくなるし、腎臓が病にかかると、耳が弱って聴こえなくなる。そのように、病は人に見えない身体の内部に起って、やがては必ず人の目につく外部にまで現われてくる。... -
人生論
若いうちに悪いことをしていると
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段48)善い人と悪い人 善人は日常の行動が穏やかで落ちついていることはいうまでもないが、たとえ眠っている間でも魂はなごやかなものである。これに反して、悪人は平素の行動が欲が深くてねじけていることはいうまでもな... -
人生論
心が荒廃する理由
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段45)精神を集中する 学間をする者は、気を散らすことなく、専ら心を集中して、一つに帰せしめるようにしなければならない。学問の目的は道徳を修めることにあるから、もしも道徳を修めようとして学問をしながら、心を世... -
人生論
静寂の時間を作る
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段43) 静寂と枯淡の境界 日々多忙な人生を送っているが、無事平穏な時には、あたかも風波が静まっているようなものである。かかる心の安静な時にこそ、人生の真実の姿がわかるものである。また、美食美声に心が奪われて... -
人生論
人生の味わい
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段43) 静寂と枯淡の境界 日々多忙な人生を送っているが、無事平穏な時には、あたかも風波が静まっているようなものである。かかる心の安静な時にこそ、人生の真実の姿がわかるものである。また、美食美声に心が奪われて... -
人生論
善も悪も心が作り出している
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段38)自己にうち勝つ 悪魔を降伏退散させるには、まず自己の心の魔を降伏しなければならない。この心の魔を降伏してしまえば、悪魔は、恐く退散して、もとの清明な本心・本性にかえる。また、横着でわがままなものを制御...