-
人生論
人の評価
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 95)男と悪妻 何彼につけてむつかしすぎる性分の妻をもった男が、妻は実家の人たちに対しても同じように振るまうのか、知りたくなった。そこで、もっともらしい口実を設けて、妻を里帰りさせた。 何日かして戻って来... -
人生論
言葉だけの主張は意味がない
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 90)蝮(マムシ)と水蛇 蝮がいつもやって来ては水を飲む泉があった。そこに住む水蛇は、蝮が自分の餌場に満足せず、他人の縄張りにまで押しかけて来ることに腹をたて、その都度邪魔をしようとした。こうして争いがひ... -
人生論
人生の財産とは
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 87)金の卵を生む鵞鳥(がちょう) ヘルメスを崇拝することひとかたならぬ男があったので、神は褒美として、金の卵を生む鵞鳥を授けた。ところが男は、ご利益が少しずつ現れるのが待ちきれず、鷲鳥の中身は丸ごと金だ... -
人生論
その場の状況を改善する為に必要なこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 83)踊る猿と駱駝 物言わぬ動物たちの集まりで、猿が立ち上がって踊ったところ、たいそう好評を博し、満座の喝采を浴びた。妬ましく思った駱駝は、自分も同じ思いがしたくて、座から立ち上がるや、踊ってみた。ところ... -
人生論
立場で態度を変えないこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 82)驢馬(ロバ)と雄鶏とライオン 馬と雄鶏が一つ小屋の中にいた。腹をすかせたライオンが驢馬を認め、押し入って平らげてやろうとしたが、雄鶏が鳴いたので、その声に腰を潰し、睡を返して逃げ出した。ライオンは鶏... -
人生論
束の間の快楽は身を滅ぼす
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 80)蠅 物置の中で蜜がこぼれ出たので、蠅が飛んで来て舐めた。甘いので、このご馳走から離れようともせずにいたところ、足がくっついてしまい、飛び立つこともできず、蜜の海に溺れそうになって言うには、「情なや、... -
人生論
人間は抑圧からの解放期にバランス崩す
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 78)船旅をする人々 人々が船に乗りこんで航海に出た。ところが、沖に出たところで大時化となり、船は今にも沈みそうになった。乗客の一人は着物を引き裂き、泣きわめきながら祖国の神々に呼びかけて、皆の命が救われ... -
人生論
不安から逃げ出さないこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 76) 鹿と洞穴のライオン 鹿が猟師を逃れ、ライオンのいる洞穴の前までやって来た。そこに隠れようと入って行ったが、ライオンに捕まり、殺されようとして言うには、 「何て運が悪いのだ、人間を逃れたのに獣に身を委... -
人生論
ドリームキラーも必要な存在
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 75)片目の鹿 片目の潰れた鹿が海辺にやって来て、草を食んでいた。悪くない目は陸に向け、猟師に襲われぬよう警戒し、潰れた目を海に向けたのは、そちらから危険が生じるとは夢にも思わなかったからだ。ところが、そ... -
人生論
長所も短所もある自分を理解しておく
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 74)水辺の鹿 喉の渇いた鹿が泉にやって来た。飲み終り、水に映る自分の姿を見て、大きな角が見事に枝分かれしているので得意になったが、脚が細くて弱々しいのが悲しくてならぬ。思いにふけっているところヘライオン...