人生論– category –
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人生論
心が荒廃する理由
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段45)精神を集中する 学間をする者は、気を散らすことなく、専ら心を集中して、一つに帰せしめるようにしなければならない。学問の目的は道徳を修めることにあるから、もしも道徳を修めようとして学問をしながら、心を世... -
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1歩先を見て、1歩下がって歩く
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段44) 一歩高く、一歩退く 身を立てるには、世人よりも常に一段高尚な処にいなければ、あたかも塵の中で衣を払い泥水の中で足を洗うようなもので、いつの間にか俗化されてしまうから、どうしてこの塵俗の世界を超越する... -
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静寂の時間を作る
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段43) 静寂と枯淡の境界 日々多忙な人生を送っているが、無事平穏な時には、あたかも風波が静まっているようなものである。かかる心の安静な時にこそ、人生の真実の姿がわかるものである。また、美食美声に心が奪われて... -
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人生の味わい
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段43) 静寂と枯淡の境界 日々多忙な人生を送っているが、無事平穏な時には、あたかも風波が静まっているようなものである。かかる心の安静な時にこそ、人生の真実の姿がわかるものである。また、美食美声に心が奪われて... -
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善も悪も心が作り出している
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段38)自己にうち勝つ 悪魔を降伏退散させるには、まず自己の心の魔を降伏しなければならない。この心の魔を降伏してしまえば、悪魔は、恐く退散して、もとの清明な本心・本性にかえる。また、横着でわがままなものを制御... -
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シンプルに生きる
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段37) 質朴な生き方 この世に処していくには、むしろ素朴で厳正な生き方を心がけるようにして、才智を鼻にかけて利口ぶらないのがよい。そして、正大の気を身に留めおいて、死ぬ時にそれを天地にかえすがよい。また、む... -
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自分の為に先に譲る
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段35) 譲る心がけ 人の心は実に軽薄で変り易く、世渡りの道は山道のようにけわしいものである。それで、極めて困難な世渡りの道をうまく渡るにはどうすればよいか。それは謙譲の徳を守っていくことである。たとえば、容... -
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欲心を捨てる
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段33)欲心を捨てる 功名や富貴は万人の欲するところではあるが、人間はその奴隷になって殴われているので、それに執著する心を捨て去ることができるようになってこそ、初めて凡俗の世界から脱することができる。道徳とか... -
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両方の立ち位置を知ること
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段32)立場を転換 高い地位につくと自分では気付かないが、低い地位にいて、初めて高い地位に登りつくことが、いかに危険なことであるかがわかる。また、暗い処にいて、初めて明るい処に出ることが、余りにも明らかに現わ... -
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初心に返るとき
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段30) 初心に返る 事業が行きづまり、形勢がせばめられて苦境に立った人は、最初事に着手した時点にもどって、その時の心構えを反省して見なければいけない。そうすれば、原点において誤りがあったことがわかるであろう...