人生論– category –
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人生論
理想に向かって1歩ずつ
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段29)美徳と美風 何事にも心を配って精励することは立派な行ないではあるが、しかし余りに心配して度を過ぎると、心に余裕が無くなって、本性を養い心情を満たしばすことはできない。物事にさっぱりして欲が無いことは、... -
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成功の定義
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前端28)功名と恩恵 この世で生活していくに当っては、何か功名を挙げるべきであるが、しかし必ずしも功名を求めなくてもよい。ただ大過なく世渡りができれば、それが立派な功名なのである。また、人に恩恵を施すことはよい... -
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妄想から想像へ
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段25)から元気と妄想 思い上って人をあなどるような態度をするのは、総てから元気のなせるわざである。これを克服することができて、そこにはじめて真正な気が現われてくる。欲望や利害得失の意識は、総て邪念・妄想によ... -
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潔癖だから弱くなる
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段24)清は汚物から生ず 腐った土から生ずる幼虫は、大変きたないものではあるが、これが変化して蝉となり、木の上で露を吸って秋風に鳴いている。腐った草には光はないが、これが変化して螢となり、夏の月夜に光を放って... -
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相手の立場で叱り・褒める
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段23) 叱責と教導 他人の悪事や矢点を見て改めさすことは、よいことではあるが、しかし、その忠告や非難が余りに厳し過ぎてはいけない。その人がわが言を聞き入れることができるかどうかをよく考えて対応する必要がある... -
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信念に沿って動くこと
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段)22 静中に動あり 常に活動を好む者は、雲の間からもれる稲光や風にゆらぐ燈火のようなもので、たえず動いて止む処がない。これに反して、常に静寂を好む者は、冷えきった灰や枯れた立木のようなもので、全く生気もな... -
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家族は他人と思うことが仏の道
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段21)理想の家庭 家庭のなかには一個のまことの仏がおられ、日常の生活のなかには一種のまことの道が存在している。それはほかではない。常に人間が、誠実な心をもって温和な気分を職し、にとやかな顔色をし、やさしい言... -
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忙しない時代だからこそ、ゆとりと控えめを大切にする
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段20)何事もゆとりと控え目 何事でも少し余裕を残して控え目にする気持があれば、造物者も我を忌み嫌って禍をもたらすこともなく、鬼神も我を憎んで害を与えることもないであろう。これに反して、事業は必ず大いにやり通... -
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名誉は分け与える
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段19)名誉や節義は独占しない 立派な名誉や節操というものは、とかくねたみを受け易いから、自分だけで独占せずに、少しでも人に分ち与えてやるべきである。そうすれば、人からの危害を避けて身の安全を保つことができる... -
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成果は謙虚に、後悔はしっかりと
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段18)功は誇るな、罪は改めよ 一世をおおうほどの大きな功労をたてても、それを誇る心があれば、せっかくの功労が水の泡となってしまうので、一つの務という字に当ることができない。また、天をおおうような大きな罪過で...