人生論– category –
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人生論
小人と君子は反対になる
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段16)分を守り、徳を積む 人から受ける処の寵愛と利益などは、控え目にして、他人をおしのけて先に取ろうとしてはいけない。しかし、これに反して、世のため人のためにすべき道徳や事業などは、みずから進んでこれを実行... -
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自分から先に譲ること
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段13)一歩譲り、三分与える 狭い小路の処で人に会った場合には、自分は一歩踏み留まって他人を先に通してやり、また、おいしい食べ物がある場合には、人も欲求するのは人情の常であるから、自分のものを三分ほど減らして... -
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疲弊した心を取り戻していくこと
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段11)節操と気概 粗食をしている者には、氷玉の如く心の清浄潔白な者が多いが、美衣美食な生活をしている者には、奴がその主に追従する如く、上位の者におもねりへつらう心の卑しい者が多い。思うに、人の志操というもの... -
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調子が良いときこそ慎重に
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段10)得意の時、失意の時 人情は変り易いので、恩恵を蒙っている時は、よく注意しないと、昔から不際の災害が生じ易い。それ故に、満足して得意になっている時には、「六龍あり」で、よく前後を願みて、禍にかからないよ... -
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邪念は消せない
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段9)静坐と観心 夜が更けて人声もなく物静かな時に、ただ独り静坐して自分の心を観照すると、はじめていろいろな邪念や妄想が消え去って、本来純粋清浄な真心が現われてくるのが自覚される。 人は常にこのような境地にお... -
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陰陽の法則
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段8) 静中動、動中静 広大な天地は、全く静寂で少しも動かないようであるが、実は陰陽二気の活動は、寸時も休息することがない。また日月は昼夜の別なく断えず運行しているが、その光明は永久に変ることがない。そのよう... -
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淡泊な日常を味わう
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段7)真味は淡味、非凡は平凡 濃い酒、肥えた肉、辛いもの、甘いものなどは、人が好んで飲食するが、これは偏味であって、ほんものの味ではない。真の味は、米の飯や水の如く、濃厚美味なものでなく、ただ極めて淡泊なも... -
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日常から些細な楽しみを見つける
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段6)日日心に楽しみを暴風雨の時には、非情の鳥でさえ、憂え悲しんで鳴いている姿は、いかにも哀れに見える。しかし天気が晴期にして吹く風が穏やかな時には、無心な草木までが、いかにも喜び楽しんでいるようである。こ... -
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褒める教育の問題点
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段5) 忠言は己を磨く砥石 耳にはいつも痛いような忠言・諫言を聞き、心にはいつも思うままにならない事がある場合には、それこそ、修養を積み徳行を磨く砥石となって身のためになる。これに反して、他人のいう言葉が悉く... -
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高尚な人になるために
【今日の言葉】 菜根譚より引用 前段4)潔白な人と高尚な人 権力・名利・富貴・豪奢などは、ややもすると、人を堕落させ易いから、これに近寄らないのが潔白な人である。しかし、これに近寄っても、染まらないのは最も潔白な人といえる。 なお、権謀術数は...