人生論– category –
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人生論
問題の本質に気づくこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 131)逃げた黒丸鳥 ある男が黒丸鳥を捕まえ、足に紐をくくりつけて子供に与えた。 黒丸鳥は人間と一緒に暮らすのに耐えられず、一瞬放してもらった隙に、逃げ出して巣に帰った。ところが、紐が小枝にからまり、飛びた... -
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八方美人は自分を失う
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 129)黒丸鳥と鳩 鳩小屋の鳩の餌の良いのを見た黒丸鳥は、同じ食事にあずからせてもらおうと、体を白く染めて入って行った。黙っている間は鳩だと思われ、認められていたが、うっかり声を出したとたん、その声を怪し... -
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自分が置かれている環境を理解しておく
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 121)竪琴(たてごと)弾き歌手 下手くそな竪琴弾きの歌手がいつも漆喰塗りの家で歌っていたが、声がよく反響するので、自分がなかなかの美声だと思うようになった。そして自惚が昂じ、劇場に出演しなければならぬと決... -
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自分に無いものを欲しがるか、あるものに気づけるか
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 117)角を欲しがる駱駝(ラクダ) 駱駝が、角の自慢をする牛を見て羨ましくなって、自分も同じものを手に入れたいと思った。そこでゼウスの所へ出かけると、角を授けてほしいとお願いした。するとゼウスは、大きな体... -
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後悔の向け先
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 114)野辺送りする医者 医者が、身内の者の野辺送りに従いながら、葬列の人たちに向かって、この人は酒を控え浣腸を施していたなら死ななかっただろう、と言った。一人が答えて言うには、「おいおい、今ごろそんなこ... -
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アリとキリギリスの本質は時勢を読むこと
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 111)蟻とセンチコガネ 夏の盛り、蟻が畠を歩きまわって、冬の食糧を溜めこむために、小麦や大麦を集めていた。センチコガネはこれを見て、他の動物が仕事を止めてのんびりしている時に汗水流すとは、何ともしんどいこ... -
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生き方までを神に依存させない
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 110)英雄 家で英雄を祀り、惜しみなくお供えをする男がいた。生贄のために連日金を使い、おびただしく注ぎこむので、英雄が夢枕に立って告げるには、「そこの者、財産を蕩尽するのはやめよ。ことごとく使い果たして... -
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神様に求めること
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 99)神像売り ある男が木彫りのヘルメス像をこしらえて、市場へ売りに行った。 さっぱり買い手がつかないので、人寄せをしようと、商売繁盛の福の神はいらんかね、と大声を張りあげた。すると、その場に居あわせた男... -
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人の評価
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 95)男と悪妻 何彼につけてむつかしすぎる性分の妻をもった男が、妻は実家の人たちに対しても同じように振るまうのか、知りたくなった。そこで、もっともらしい口実を設けて、妻を里帰りさせた。 何日かして戻って来... -
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言葉だけの主張は意味がない
【今日の言葉】 イソップ寓話より引用 90)蝮(マムシ)と水蛇 蝮がいつもやって来ては水を飲む泉があった。そこに住む水蛇は、蝮が自分の餌場に満足せず、他人の縄張りにまで押しかけて来ることに腹をたて、その都度邪魔をしようとした。こうして争いがひ...