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ランプと星

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今日の言葉

イソップ寓話より引用

349)ランプ
夕方、ランプがオリーブ油に酔って、自分は明けの明星にも勝り、突然たる光で万物を照らす、と周りの者に自慢した。ところが、風がヒューと鳴ると、その一息に打たれて、たちまち消えてしまった。 ある人が再び火を点けて言うには、「ランプよ、照らせ、そしてお黙り。星の光は死なないよ」【引用元 岩波文庫 イソップ寓話集 著 イソップ 翻訳 中務哲朗】

    ランプと星

    人間の中にも、酔うと自分の武勇伝を語りたがる人が多いものです。

    自分の素晴らしさを証明したくて、酒の席で周りに自慢してしまうのです。

    しかし、そういった自慢は、風が吹くと簡単に消えてしまうものでしょう。

    一方で、本当に素晴らしい人は、星のように常に輝いています。

    そして、その輝きについてわざわざ自慢したりはしません。

    そんな星のような人間になりたいですね。

    イソップ寓話集の「ランプ」を読んで、このようなことを感じました。

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