2020大相撲初場所

 2日目、3日目と連敗した白鵬。かなり体力が減衰している。妙義龍も昔はかなりな強豪だったが、今はたいしたことはない。

 白鵬はその妙義龍のいなし、突き落としにあっさりと土俵に手を付いてしまった。まったくあっけない一番だった。

 本人自身も自分の体力が弱ったことを強く感じているのだろう。張り手やかち上げで機先を制して勝つ相撲が多くなった。

 白鵬の土俵マナーは全力士の中で最低だ。初日も土俵を割った大栄翔を更に突くなど違反を犯している。

 いつだったか忘れたが行司や審判の判定を不服として土俵下に立ち続け、負けを認めなかった。

 かち上げはルール上認められているが、白鵬のかち上げは相手の力士を痛み付けるためのもので、これは全く認めたくない。

 土俵外でもマナーは悪い。自分の八百長に加担しない貴ノ岩を日馬富士に暴行させた事件もまだ記憶に新しい。

 蒙古の力士と言えば朝青龍を思い出す。この男もマナーが最悪でとうとう相撲協会を去らせられた。

 蒙古人というのは天狗になる人物が多いのだろうか。そうだとすると謙虚なことを良しとする日本人の目には醜くしか映らない。

 強いものは自分の意思を全て通せるとでも考えているのか。外国人は全てそうではないだろう。白鵬や朝青龍は猛省しなければならない。

 ところで白鵬は相撲協会に残るため日本国籍を取得したと言う。もし白鵬のような傍若無人な男が理事や理事長にならないことを祈る。

 鶴竜は良い人だ。でも横綱に留まれる時間は少ないだろう。怪我が完全に治癒していないし、年齢も引退するころになっている。

 そうすると次期横綱は誰がなるのだろうか。一番手は朝之山だと思うが、それも判らない。怪我をすれば一巻の終わりだ。

 今場所は先場所より太った。これ以上太ると怪我をする確率が高くなる。体重を今くらいに留めた方が良いのではないか。

 貴景勝は突き押し相撲で安定性がない。解説者は盛んに褒めるが、突き押し相撲は崩れるともろいし、横綱になるには相手に攻め込まれても悠然と持ちこたえられる力が必要だ。

 この力士が大学出身でなくて良かった。大学でプロの大相撲向きではない稽古をさせられては素質が充分生かせない。

 大学出身力士が横綱になったのは最近亡くなった輪島関だけだと思う。彼は本当の天才で、もし大学を出ずに中学校を卒業して大相撲に入っていたらどんなに大横綱になっていたか知れない。

 そう言えば朝之山も大学出身だ。それを考えると大関止まりか。どのくらいの素質があるか分からないが、可能性はその程度だとみて良い。

 これら有望な力士が活躍している背景には全体的に力士の力が落ちていることが上げられる。

 白鵬は抜群の力を持っていたが、蒙古出身の力士が相次いで横綱になれたのは日本人力士の実力が大幅に下がったからだ。

 白鵬や鶴竜が引退して、下の力士が上がってきても昔のような面白い相撲はもう見られないだろう。

 力士も可哀そうだ。毎日ほど続く巡業は協会の営業目的だけのもので力士のことを考えてのことではない。

 巡業も必要だが、いかにも多すぎる。それでは怪我も治らないだろう。今怪我をしていない力士はだれだろう。上位陣では朝之山、大栄翔、北勝富士くらいか。怪我を早く治せない力士は全て協会の犠牲者だ。あるいはあまりに早期に勝負を決したいとの理由で太りすぎも考えられる。

 いずれにしても怪我が多すぎる。それに対して協会は適切な対処をしていない。これほど激しいスポーツは少ないと思うのだが、協会は自分たちの利益だけを考えているだけのような気がする。

 批判ばかりをしているようだが、昔の相撲は面白かった。現在、手に汗を握るような取り組みは極めて少ない。相撲を取っている時間が短すぎるということもあるだろうが、あっけなさ過ぎる。

 最後になるが、NHKの相撲担当のアナウンサーはどうしてあんなに下手なのだろうか。力士の名前は間違うし、勝ち数や負け数の間違いに気が付かないこともある。

 解説者がみるにみかねて、訂正する始末。使っている言葉も不適切だし、一体、NHKはアナウンサーに練習をさせているのだろうか。

酒巻 修平

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