目次
今日の言葉
イソップ寓話より引用
21)漁師と鮪
【引用元 岩波文庫 イソップ寓話集 著 イソップ 翻訳 中務哲朗】
漁師たちが漁に出て、長時間悪戦苦闘しても何もかからなかったので、がっくりして船の上にへたりこんでいた。そんな時、鮪が何かに追われて、水音高く逃げまどいながら、うっかりと船の中に飛びこんで来た。漁師たちはそれをつかまえると、町へ持って行って売ったのだ。 このように、技術が与えないものを偶然が叶えてくれることがよくあるの
意識が外れたときに見えてくる
失くしたものを探しているとき、どれだけ必死に探しても見つからないことがあります。
しかし、探すのを諦めたときに突然見つかることがあります。
仕事で問題に直面し、どれだけ考えても解決策が見つからないときもあります。
しかし、息抜きに散歩に出ると、突然解決策のアイデアが浮かぶことがあります。
これは、人間の意識が集中するほどエネルギーが一点に集約され、そのエネルギーが行き詰まると視野が狭くなり周りが見えなくなることが起因しています。
そのようなとき、行き詰まったときは、意図的に別のことをすることでエネルギーを拡散させ、新たなアイディアが浮かぶことがあります。
知識や技術だけでは解決できない問題でも、意識のエネルギーの集中と解放を適切に利用することで解決できることが多いのものです。
イソップ寓話集 の「漁師と鮪」を読んで、そんなことを感じました。
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