質問する技術

最近孫にせがまれて初心者用の管楽器を買うことになった。

初心者だから高価なものはいらない。しかしプラスティック製ではいかに何でも音が悪いだろう。

そうすると結構お金が掛かる。最低限3万円から高いものでは70、80万円のものまで色々ある。

そこで考えることは先ずどこで買えば良いのかいうことだ。

同じ型番でも値段が一定していない。新品であれば同じ値段の筈なのに、この商品は定価で販売しているところはない。

そうすると安い店で買うのが良いのだが、アフターサービスなどはどうなるのか、そんなことは無視して良いのか悩む。

ネットで探すと10店舗以上販売店が見つかるのだが、試しに電話してみると切な担当者、売ることだけを考えている人、色々だ。

こんなときに必要なのが質問技術である。

今まで自分には関係のなかったことを質問するのは簡単ではない。

会社が新しいビジネスを始めるときにもこの質問技術が高くないと失敗する。

質問を各方面で行い、情報を集めてスタートする。

そういうことが得意な人がいるが、そんな技術をどうして身に付けたのだろうか。

学校ではこんな技術は教えられない。教えてくれるのは答えることだけだ。テストで質問に答えでて良い成績を残す努力をする。

だから大学まで行く人は小学校から数えて16年間答える技術を訓練をする。

頭が柔らかくどんなことでも吸収することができるこの年代。答える技術は完全に習得するだろうが、質問する技術は忘れられている。

社会に出ると答える技術より質問する技術の方が必要とされる場面が多い。

どんな優秀な大学を出ようが勉強していないことは身に付かない。あの人は東京大学の卒業者だとかUCLAを卒業したとか言われる人でも仕事がまったくできないのはこの所為もある。

それが分からないのか、文部省ではそんな教育方針を立てない。大学は自主性を認められているのに、質問のカリキュラムがない。

ただ徒に知識を詰め込もうとするから、有名校の出身者であればあるほど、仕事ができないという珍現象が現れる。

酒巻 修平

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