目次
菜根譚とは
前回でイソップ寓話を読み終えました。
今回から『菜根譚』を通じて感じたことを綴っていきます。
『菜根譚』は、約400年前に中国・明代の学者・洪自誠によって著された処世訓です。
江戸時代末期に日本に伝わり、以来、広く読み継がれてきました。
『菜根譚』の菜根の語は、「人常に菜か根を咬み得ば、すなわち百事なすべし」の言によるものといわれいる。
この言葉は『小学』に収録されていて、それは「菜根の如き粗食に甘んじて困苦に堪え得るならば、何事でも成し遂げられないことはない」という意味。
『菜根謹』は前後の2集に分かれ、前集には222条、後集には134条、合して356条の処世訓です。
『論語』と比べると知名度は劣りますが、『菜根譚』はより現実的な内容であり、現代にも十分通用する考え方が示されていると感じます。
次回からは、 久須本文雄著の『菜根譚』を読んで心に響いた句と、それについての感じたことを書いていきます。記していきます。
オススメの本
※ブログで紹介した久須本文雄著の『菜根譚』は絶版のため、岩波文庫の菜根譚のリンクとなります。
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