二宮金次郎– tag –
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人生論
天理に従って種を蒔き、天理に逆らって草をとる
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 47)人道は水車の中庸 翁のことばに、人道というものは、たとえば水車のようなものだ。その形は、半分は水流に従い、半分は水流に逆らってぐるぐる回っている。丸ごと水中にはいれば回らないで流れるだろうし、またすっ... -
人生論
天道の中に人道をつくる
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 46〕天道の中に人道を立てる 翁のことばに、およそ世界は旋転してやまない。寒さがゆけば暑さがくるし、暑さがゆけば寒さがくる。夜があければ昼になり、昼になったかと思えば夜になる。また万物も、生ずれば減し、... -
人生論
聖人と凡人のちがい
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 28)聖人の名は実行の結果 翁のことばに、聖人も、聖人になろうとして聖人になったのではない。日々夜々、天理にしたがい人道を尽して実行しているのを、わきから見て、ほめて聖人といったものだ。堯舜も、一心不乱に親... -
人生論
利益や効率化よりも徳があるかどうか
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 15)わが身に徳を積む 翁のことばに、若い者は、毎日よく勤めはげむがよい。それは、わが身に徳を積むことなのだ。なまけ怠るのを得だと思っていたら、大きな間違いだ。徳をつめば、天から恵みのあることは目に見えてい... -
人生論
修行とは求めない心を育てること
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 わが道の修行の入口 翁のことばに、着物は寒さをしのぎ、食事は飢えをしのぐだけで十分なものだ。そのほかはみんな無用のことだ。宿服は地位の上下を分かつ目印だし、男女の色々な衣服は装飾だけのことだ。婦女子の紅白... -
人生論
心の草取りをしよう
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 神魂・真心・道心 翁のことばに、人の神魂について生ずる心を真心という。すなわち道心である。身体について生ずるのを私心という。すなわち人心である。人心は、たとえば田畑に生ずるはぐさのようなものだ。つとめて除... -
人生論
正しい教えとは、世に益すること
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 世を益するのが正道 翁のことばに、神儒仏の書物は数万巻ある。それを研究しようと、深山にはいって座禅しようと、その道をのぼりきわめてみれば、世を救い、世を益することのほかに道はありえな い。もしあるといえば... -
人生論
書物は縦糸、行いが横糸
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 大道は水、書籍は氷 翁のことばに、大道は、たとえば水のようなもので、よく世の中を潤沢して滞らないものだ。そのような尊い大道も、一旦筆で書いて書物にしてしまうと、もう世の中を潤沢しなくなり、世の中の用に立た... -
人生論
本当の教えは行いにある
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 文字は道を伝える器械 下男が芋種を埋めて、その上に芋種と書いた木札を立てた。 翁はいわれた。そなたたち、大道は文字の上にあるものと思ったり、文字だけを研究して学問だと思っていたら、間違いだ。文字は道を伝え... -
人生論
徳を持ったリーダーの必要性
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 肉眼と心眼法と徳 翁のことばに、肉眼で見れば見えないところがあるが、心眼で見れば見えないところはない。 肉耳で聞けば聞えないものがあるが、心耳で聞けば聞えないものはない。 これは、禅宗の坊さんなどが主張する...