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今あるものを失う前に

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今日の言葉

イソップ寓話より引用

58)女と雌鶏
未亡人が、毎日卵を産んでくれる鶏を飼っていたが、もっと餌を与えたら、日に二回産むだろうと考えた。そこでやってみたところ、鶏はぶくぶく肥えて、日に一度も産まなくなってしまった。 多くの人は貪欲さから余計なものまで欲しがって、現にあるものまで失ってしまう、ということをこの話は説き明かしている。

【引用元 岩波文庫 イソップ寓話集 著 イソップ 翻訳 中務哲朗】

今あるものを失う前に

鶏は生理的な制約から1日に1個しか卵を産むことができません。

その事実を未亡人が知っていたなら、たくさんの餌を与えることはなかったでしょう。

物事の仕組みを理解せずに何でも欲しがると、既に手に入れているものまで失う可能性があります。

これは現代でもよく見られる事例です。

だからこそ、物事の理解度を高め、既に持っているものに感謝しながら、必要なものを見極めて求めることが重要です。

大切なものを失う前に、このステップを踏むことが大切だと思います。

イソップ寓話集の「女と雌鶏」を読んで、そう感じました。

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