sekiguchi.takeshi@gmail.com– Author –
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人生論
小さなことを1つずつ
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 116)米作の積小為大 翁のことばに、世間の人は、とかく小事をきらって大事をのぞむけれども、本来、大は小の積ったものだ。だから、小を積んで大をなすほかに方法はない。いま、日本国中の田は広大無辺無数といってよ... -
人生論
積小為大
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 114〕積小為大 翁のことばに、大きな事をしたいと思えば、小さな事を怠らず勤めるがよい。小が積って大となるからだ。およそ小人の常として、大きな事を望んで小さな事を怠り、できにくいことに気をもんで、できやすい... -
人生論
生活の貧困と心の貧困
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 111〕何を貧·富というか 翁のことばに、世間の人は、口には貧富·驕倹と言い慣らわしているが、何を貧といい、何を富といい、何を驕といい、何を倹というか、その道理をよく知らない。天下には、もとより大も限りがなく... -
人生論
まずは資本をつくること
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 [110 貧富の隔たりは心得一つ 翁のことばに、富と貧とは元来遠く隔たったものではない。ほんの少しの隔たりであって、その本源はただ一つの心得にあるのだ。貧者は昨日のために今日勤め、昨年のために今年勤める。それ... -
人生論
善悪は実行上の評価
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 109〕善悪は実行上の評価 翁のことばに、朝な夕なに善を思っていても、善事をしなければ善人とはいえない。それは、昼となく夜となく悪を思っていても、悪事をしなければ悪人といえないのと同じことだ。だから、人は悟... -
人生論
善悪の定規
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 108〕善悪は米食い虫の定規 翁のことばに、儒教の本(大学)には「至善に止まる」とあるし、仏教では衆善奉行」といっている。けれども、その善というものがどのような善なのか、はっきりしないために、人々は善をする... -
人生論
日本の幸福度が低い理由
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 106〕 禍福の根元 翁のことばに、禍福は二つ別々にあるものではない。元来一つのものだ。手近なところでたとえれば、包丁でなすを切ったり大根を切ったりしていれば福だが、もし指を切れば禍だ。 つまり柄を持って物を... -
人生論
ツイている・ツイていないをセットで感じること
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 105〕 吉凶禍福は相対のもの 翁のことばに、吉凶・禍福・苦楽・憂歓などは、相対するものである。なぜかといえば、 ねこがねずみをとったときは楽しみの極だが、捕えられたねずみは苦しみの極だ。へびの喜びが極まると... -
人生論
運勢は方位やアイテムにあるのでなく、因果応報にある
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 104〕禍福は方位でなく因果応報 翁のことばに、方位で禍福を論じたり、月日で吉凶を説いたりすることが昔からあって、世間ではこれを信じているが、この道理はありえない。禍福吉凶は方位・日月などとは関係のないもの... -
人生論
願いと行いを一致させること
【今日の言葉】 二宮翁夜話より引用 102〕悪因悪果は神明の加護 あるひとがいった。私は運が悪いのでしょうか、神明の加護がないからでしょうか、思うことなすこと、食いちがってうまく行きません。翁はさとしていわれた。そなたは心得ちがいをしている。...