夫の操り方

 操るという言葉は聞こえが良くないので、もう少し丁寧に意味を述べます。それは夫を自分の意に沿うようにできるだけ行動してもらい、夫もそれが嫌でない行動のことです。

 勿論どんなことにも例外があり、それも考慮しなければなりません。しかしそれでも基本的には言えることが沢山あります。

 夫は言うまでもなく、自分と結婚した男性です。寝起きを共にして、経済的にも合算する関係にあります。少なくても結婚した当初は最も親しい関係にあります。

 ですからこの夫という男とどのように付き合うかは、妻が幸せになる最大の要素です。毎日にこにこと話をする幸せは何にも代えがたい人生の喜びでしょう。

 現在は男女同権が叫ばれ、男女の権利は同じであると政府も保証しています。権利が同じということは義務も同等に発生するということを忘れてはいけません。

 異論を差し挟む方もいるでしょうが、表面上のことを除けば昔の方が妻の権利の方が強かったのが実情です。夫は朝7時か8時ころに会社に仕事に出かけます。夫の朝食の用意をする義務はありましたが、夫が出て行ってからは何をしようが妻の自由です。

 だから当時、結婚は女性にとって、永久就職と呼ばれたものです。夫も見送り、掃除と洗濯を終えるのが10時ころでしょうか。お尻を掻きながら、煎餅をぽりぽり噛んで、テレビドラマを見て過ごすことも自由でした。

 夫は給料を全額妻に渡し、夫は自分が働いたにも関わらず少ないお小遣いを妻からもらっていました。夕方には妻は食事のために食料品を買いに行って、夕飯の支度をしなければならなかったのですが、一日の合計勤務時間はまあ4時間から5時間でした。

 夫は帰宅すると偉そうな顔をするのですが、そこは適当にお世辞を言い、テレビのチャンネル権を与えさえすれば至極満足し、私の妻は最高だと思いました。

結婚の前のデートのときの費用は全て男の方の負担で、結婚が決まれば妻になる女は途端にデート費用を少なくして結婚後の生活費のことを考え始めます。もし結婚に至らなければ楽しく豪華なデートを男の方の費用で楽しむことができました。

 今や妻の方も仕事を持ち、家庭経済の維持の一端を担わなければならなくなりました。これも全て男女同権の所為です。同権だから同義務があるのです。

 男の望みは今も変わっていません。ですからできるだけ妻は仕事に行かないようにすればいいのです。男は煽てればすぐ木に登り、懸命に働くことうけおいです。

 「こんな生活できるのはあなたのお陰よ。ありがとう」嘘でもそれだけ言っていればOKです。それでOKでないような男とは結婚してはなりません。そんな男は一生働きません。

 結婚当初はそうであっても、長期戦をすれば勝利は妻のものです。最初は煽てなければならなくても、10年単位でだんだん好き放題なことができます。我儘を言っても、訳の分からないことを言っても男は我慢をします。

 結婚とは男が我慢する同棲生活です。男が我慢できなければ結婚生活は破綻します。冷静に観察していればこの男と結婚しても大丈夫かどうか、女には判断が付くと思います。相性が良ければ結婚すればいいのです。

 そのように調教された夫は体の良い奴隷です。できればそのときも少しは煽てれば鬼に金棒です。夫は妻に口答えさえできなくなっています。

 近所を歩くと洋花を植えた植木鉢がどこの家にも置いてあります。見ていると誠にセンスの悪いものですが、妻が家庭生活を牛耳っている証拠です。

 放牧された羊と夫を調教する感覚は同じです。譲れないところは譲っては駄目ですが、羊に草を食べさせたり、ある範囲を自由に歩き回らせたりしなければならないのです。

 今の男性は全てに制限されていて、あれでは収入も少ないだろうと思います。夫により多い収入を得させるのも、自分に優しくさせるのも妻の意のままです。夫は妻の可愛い子羊ちゃんです。しかしこんなことは女性全員が知っているかも知れません。でもそれを実行できる妻だけが幸せになれるのです。

酒巻 修平

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