石原氏 「豊洲は既定路線」

正直、石原氏にはがっかりした。都知事になった当初、ディーゼル車を結局東京から締め出したし、カラス対策もした。久しぶりにまともな都知事が誕生したとその後の活躍を期待したものである。

 しかし在任の終わりごろになると時々首を傾げる行動が目立ち始めたが、退任したので、全体的な印象は良かった。

 それが豊洲の問題が発覚してからの言動を見聞きすると石原氏はこんな人だったのかと我が目と頭を疑った。

 話は変わるが我が社ではこんなことを言っていた。「どこかの会社が危ないと噂が出ること自体、少なくてもその会社の体力が落ちている証拠だ。例えばトヨタが倒産すると言うと言った人が笑われるから誰もそんなことは言わない」。私は今でもそのことを信じている。

 会社倒産の噂は給料の遅配、ボーナスの激減、定期支払の遅延、なんだかんだと文句を付けて支払いを保留する、社長がいい訳ばかりする、などの行為がその会社にあると社員が必ず自分が受けた不当な行為を他に漏らす。

 ある会社が給料を遅配していると営業マンから報告があり、すぐに取引を停止したが、遅かった。その会社は我が社に支払いをする前に倒産してしまった。

 今回の石原元都知事のケースも同じとみる。誰しもがおかしい、怪しいと思い、噂をしているのだ。事の真偽は私には分からないが、言っていることもおかしい。

 「私だけの責任ではない」、「迷走の原因 小池氏に」などと発言している。これらも現職時代にはなかったことだし、上記の社長の良い訳と同じだ。。

 社員が不始末をすれば会社全体あるいは社長の責任である。この場合、仮に誰かが故意または過失で杜撰な仕事をしたとしてもその結果は最高責任者たる都知事が受け止めるべきである。

 それを私だけの責任ではないと言いながら、私は武士だなどとほざく。馬鹿、武士はそんなことを言うか。それに自分の責任を小池氏に転嫁する。最低の指導者の言動である。

 石原氏には何か不正を働いた「噂」がある。だからもう弱い人なのだ。小池と言う知事ではあるが女性は適当な処理すると言う姿勢がない。必ず事実がもっと明らかになるだろう。その時が見ものだ。

 そう言えば安倍晋三首相にも「噂」がある。出しゃばりな妻のために被害が大きくなったが、やはり弱くなったのだろう。「噂」の元は必ずある。答弁もおかしい。

 去年の秋ごろから安倍さんの顔に自信が漲っていた。それはしかし自信ではなく、少し傲慢に見えた。拙いなと思って見ていたら、今回のことが起こった。

私は安倍さんを高く評価している。彼はあの程度の功績で満足する以上の能力があると思っていた。ところが貫禄が出て、不遜な顔つきになった。貫禄が出るということは自分の仕事の成果に満足をしている証拠だ。あああ、嫌になるな。

ところで報道機関の記者の質問の拙さ加減はどうだ。もう少し的を射て、突っ込んだ質問を出せないのか。質問技術を身に付けるのは簡単ではないが、彼らはプロではないか。マスメディアのことはまたの機会を見つけて書く。

まあ、第三の矢は的に当たらないな。政治家、官僚はレッスンプロで実業の世界を知らない。無理だ。もし安倍さんが真剣に第三の矢を的に当てたければ、小企業のメーカーにでも行って三年くらい社長と一緒に仕事をすればいい。情報は先端、末端にあるのだ。

政治家でない人は政治を面白い劇だ、くらいに思って見ている方が楽しい。トランプ大統領もそんな目で見ていると久しぶりに面白い役者が面白い劇を見せてくれているではないか。

酒巻 修平

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