喫煙と肺がん

統計によると喫煙率は下がっているのに、肺癌罹病率は上がっていると言う。これに対してその統計は表面的なもので、年齢その他の要素に基づいて修正を加えるとやはり喫煙率が下がると少しだが、肺癌罹病率も下がるという論もある。

 アメリカの統計も日本のものとは差して変わりがない。どちらの論が正しいと言えるのかと分析しても答えは出てこない。

 怖いのは統計の取り方と発表の仕方だ。管理する団体が恣意的に自己の利益を考えて数字をねじ曲げる、偏った数え方をする、統計そのものの手法が信じられないということも考えられるのだ。

 例えば禁煙協会が統計をとると修正項目をできるだけ多く取り入れる、あるいは無理矢理項目を増やすなど、本当のところは分からない。

 統計というものも解釈が難しい。平均貯蓄率の統計を取ると、実際とは全く違う様相を呈することがある。5人のうち、4人の人の一人当たりの貯蓄が100万円で、あと一人の人が1億円あるとすると、平均貯蓄額は2080万円になる。統計を取られた100万円の貯蓄を持っている人たちは吃驚するだろう。

 喫煙の歴史を見てみよう。江戸時代から喫煙の習慣はあったが、その時代は肺癌あるいは癌自体、全く稀な病気だった。現代は若い人も昔と違って癌に罹病するし、癌が決して老人の専売特許ではない。

 

 喫煙するとどうして癌に罹るか解明されているのだろうか。癌の原因がはっきりしないのに、結果としての癌患者の統計を取る正当性はあるのだろうか。私自身は喫煙と肺癌との因果関係は薄いと思っている。

 但し今の煙草、いわゆるシガレットはどうも好きになれない。煙草の葉を紙で巻いて提供しているところに問題もありそうに思う。紙を製造するのに、有害な物質は混入されていないのか、その辺の事実は検証されているのだろうか。

 人類はそんなに馬鹿ではない。もし喫煙が人体に悪いものであれば、人の歴史において煙草を吸うのを止めていただろう。但し、シガレットが発売されるまでは、噛み煙草や葉巻あるいは煙管で吸うなど紙を使わなかった。もし紙が肺癌の原因であれば葉巻を吸えば肺癌はなくなるのか。

 全て不明であるのに、喫煙と肺癌には大きな因果関係が存在すると喧伝されている。これは単なる集団ヒステリーなのか、ためにする手法なのか、それとも統計を取る人の収入の道なのか、私は不思議でならない。因みに私は喫煙しないが、横に座った人が煙草を吸っても平気だ。

 すべての行動には裏がある。勿論表もあるが、私の知る限り裏での処理が表より重大で、大きいと知っている。肺癌と喫煙の問題も裏に事情がないだろうか。

 そもそも病気の原因は何であるのかさえ分かっていない。どうもそれは脳と関係があるらしいのだが、先ず癌の原因の究明に力を注いでもらいたい。癌は悪性新生物である。そうであれば新陳代謝の異常から発生するものと断定していいのだろうか。

 もし癌の原因が新陳代謝から来ているとすれば新陳代謝はどのように行われるのかを深く研究し、癌の原因を特定しなければならない。

 歴史上最初の農作物は麻薬であった。確かに麻薬は中毒性があり、正常な人を廃人にしてしまう恐ろしい副作用があるが、コカの葉をそのまま噛んで麻薬効果を得ても、習慣性がないのはご存知だろうか。

 コカイン、ヘロインは人工物だ。人工物は人の健康を害する傾向にあるのは事実のようだが、コカの葉は自然物だ。ここに何らか、ヒントがないだろうか。

 人の自律神経は正常に作用しなければならない。過剰に働くと交感神経では興奮するし、副交感神経では鬱になる。過去食べ物を獲得する戦争をした人たちの交感神経は興奮しっ放しだった。それを押さえるのが自律神経調整薬だ。

 それには麻薬、酒、煙草を用いるのが手っ取り早い。その後芸術が生まれ宗教などが創始され、無形の薬となったが、無形のものの効果は間接的である。ドイツの裕福な人は酒も飲まないらしいが、健康に良いかも知れないが、逆効果もあるだろう。

 酒も飲みすぎると健康を害する。煙草もそうだが、じっくりと癌の発生原因をます解明したいものだ。

酒巻 修平

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