読書感想文3

「讃美歌集」

誰が作曲したのか誰もが歌えるように音程に幅が少ない。キリスト教文化もなかなかやる。

「人間 この未知なるもの」アレキシス・カレル著

人間の科学が遅れていると言う。専門家の視野が狭いのが一つの理由だとしている。医学のアプローチの仕方が違うと常々思っていたが、この本は色々なことを教えてくれた。

「枕草子」清少納言著

さんざん勉強をした。已然形接続の助動詞をいうのを丸暗記した高校時代を思い出す。文章は言う事がない。女性でも能力があれば、書き物を世に問うことができ、男女同権はこのころから成立していたと思う。

「ダーマ・ス・サバッチコイ」チェーホフ著 (子犬を連れた奥様)

美麗な体裁を施した本。買った当時世界で本を一番出版しているのはロシアだった。ロシア語は第二外国語として何年か大学で勉強をしたがこれが外国語で読んだ唯一の書。原文で読むと文章が味わえる。今後も原文で本を読まなければならないと教えられるが、多分やらないと思わせる根気のなさを示す書。

「カウネットカタログ」

良くぞここまで事務用品を揃えたものだ。会社の仕事は弛まず、遅れずだと思わせた。

「模倣犯」宮崎みゆき

長すぎ。途中少年が出て来たあたりで興味を失くした。ドストイェフスキー「カラマーゾフの兄弟」も同様。キリスト教の考えを得々と述べているが、私には何の興味もない。増量テクニックの教則本。

「取扱説明書」

製作者の一人よがりな説明は分かっている人には必要がないし、分からない人を更に混乱させる素晴らしい小冊子。

「人はなぜ治るのか」アンドルー・ワイル著

病気はすべて脳由来であると示唆したが、金儲けを考えた続編「ナチュナル・デディシン」ではその成果から大きく逸脱し、低級な医学書に脱してしまった。

「地球の歩き方」ダイヤモンド社編

友人がダイヤモンド社に勤めていた。曰くこの本だけで我が社は食っている。読者に取っても発行元に取っても貴重な本。

「世界名歌曲全集」東京音楽書院編

私は作曲家が一番天才だと思っている。何もないところから優美な曲を作る天分を評したが、ある人は「やはりその前提となる音階がある」と言う。どうなのか。

「謎 戦慄の人体発火現象」ラリー・アーノルド著

人体が突然発火して高温を出して燃えるらしい。恐ろしいが西欧人にしか現れないという。この人はこの現象だけを追っているようだが、本としては3流。

「歌謡曲全集」全音楽譜出版社

発行、絶版から長い年月が経ち、古本は高価である。

「毎日新聞」毎日新聞社編

ライバルの朝日新聞より文章が上手い。但し「人生相談」は頂けない。スポーツマン解説しかできないスポーツ解説者が相談員になっていたが、もっと自分の本分の勉強をしてもらいたい。メディアは言論の自由を標榜するが、事実と確認しないで書くことにより社会が迷惑を被っているのを知らなければならない。

「泥沼流人生相談」米長邦雄著

さすが一流のトーナメントプロは違う。自分の悩みは結局自分で解決しなければならないとした。私はこの人のファンだった。

「岩波文庫解説総目録」上中下

岩波の本も返本可になったと聞いた。日本人(他の国も同じか)の頭脳が図形的に反応するようになり、活字離れが進んだ。岩波は日本の文化を担った。残念。

「英和辞典」研究社編

何の意味のなかった大学受験思い出のアルバム。仕事をし始めると英語など簡単にできるようになる。アメリカに住めばもっと良い。

酒巻 修平

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