身体の訓練、脳の訓練

 スポーツ選手は毎日目的に沿った

身体を作るために練習をしている。

言い換えれば訓練をしているのだ。

 しかし練習のときの成果が必ず

しも本番で現れるとは限らない。

 ときには思わぬ失敗をするし、逆

に本番で練習の時以上に良い成績を

上げることもままある。

 例えば音楽コンクール。演奏する

人は上がってしまい、不本意な成績

に甘んじることは経験した人もある

だろう。

 最近はテレビでフィギュアスケート

の競技会がよく放映される。練習では

転ばない3回転などで失敗をして得点

が高くないことを見ることが多い。

 どうしてであろうか。どう考えても

脳の悪戯としか言いようがないように

思える。

 そうであれば、脳を訓練すればいい

のではなかろうか。脳を上手くコント

ロールできなければ、肺や心臓が上の

方に引っ張られる。

 これはリラックスしていないときの

典型的な現象である。また筋肉が硬直

しないまでも、弾力性を幾分失う。

 どんな訓練事でも3歳くらいから

行うと柔らかい脳が必要な作用を

記憶して、それが脳にプログラムさ

れる。

 だから子供のころから始めると

大成することが多い。

 しかしある程度の年齢になるともう

脳が生活の中から獲得したプログラム

を実行して、それが筋肉などの動きに

現れる。

 ではどうするのか。それは脳を訓練

すれば解決する問題である。

 どのスポーツ選手も身体の訓練、即ち

練習はする。しかし脳の練習をしている

とは聞かない。やっているかも知れない

が、聞こえてこないから重点的な課題には

なっていないのだろう。

 身体の訓練をやれば当然それに呼応して

脳も作用するから、ある程度は訓練されて

いるとも言えるのだが、これは意識的では

ない。身体を訓練するのと同様の力点を

掛けて訓練すれば、脳は必ず結果を出す。

 練習する前か後にあるいは途中で脳

を訓練する練習をすれば良いのだ。

 人の体は全て脳からの指令で動いている。

その脳を一番良いように使う人が自己ベスト

を出す。

酒巻 修平

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