認知症のテストを受けてきた

 来年早々運転免許証の書き換えの時期が到来するので、先日認知症の検査を受けてきた。こう言えば簡単なようだけれど、検査そのものより検査を受ける会場を探すのが大変である。

 そうすると会場探しを助けてくれる掛かりがいて、何とか会場で席を確保できた。結局東京は鮫洲の試験場に一番明きが多く、ひと段落。

 料金は510円だったが、これは安い。テスト時間はたったの30分だけれど、世間相場からすると高いとは感じない。最初にテストの要領の説明があり、テスト用紙が配られる。

 テストの前に時計などはバッグの中に仕舞って欲しいと要請があり、テストが始まる。最初の問題は当日の日時、曜日、現在の推定時間、分を書き込む。時計はテストの開始前に見ることができなくなっているから、時間は推定である。

 終わると動物など4つの絵が描かれた絵を4組示され、覚えるように言われる。馬とか、刀とかテレビである。しかし覚えてすぐにその絵を回答用紙に書き込むのではない。書き込む前にもう一つテストがある。

1から9までの数のランダムな配置の中から指定された2つの数を斜線で消してゆくものだ。やったあとそれは験しだと言われ、本番では3つの数が指定される。時間は充分にあり、これは簡単だった。

 それが終わって後、先ほど示された4つ4組、16種類、絵で示されたものを書き込んでゆく。全てのものを記憶するのは困難で、若い人でも無理だろう。これが認知症のテストに何故必要なのか大きな意義を感じない。

 私は16の内11しか思い出せなかった。テスト用紙の次を捲るとそこにはカテゴリー別が左に書いてあり、そのカテゴリーを頼りに先ほど覚える努力をしたものを書いて行く。これはヒントがあるから簡単で、私は全部できたし、他の受験者もそのようだった。

 最後は時計を書く問題だ。先ず大きな〇を書いて、それから2時45分を示す針を書かされる。簡単だ。それでテストは全て終わった。所要時間は30分ほど。しかしその後採点の時間30分ほど待たされテスト結果を書いた紙が手交される。

 75点以上がランク1、その下にランク2、ランク3がある。私は90点だったが、書けなかったものの名前が5つあったので、一個に付き2点の減点らしいと計算できる。

 確かに簡単なテストで75点以上を取るのは容易だろう。しかし少し認知力が落ちている人は75点以下もあり得るだろうというのが感想だった。75点以上の人が結果を受けとる紙はブルー。それを持って2時間の高齢者講習を更に受けなければならない。

 この講習ではどんなに運転技術が悪くても、免許証の更新には差支えがない。これは問題である。確かこの講習は70歳以上の人が受けなければならないのだが、仮に運転できなくても落ちないし、運転技術に自信がない人は自主的に免許証を返納することにしているのだろう。

 この講習の予約を取るのは一苦労である。私は一連の高齢者免許更新の手順を書いた葉書を受け取ってすぐに予約を始めたがほとんどの講習所はもう満杯で取れない。これはおかしいと思った。

 それで制度を作った警察庁に電話をした。広報課の女性が出てきて、ご意見は承りましたとの常套の返答。意見を聞いてもらうために電話をしたのではない。人に義務を課すということは課す方にもそれなりの義務が発生する筈だ。

 何とか環境を整えるのが、義務を課す権限を持つものの義務だろう。それはどうなっているのかと突っ込んだ。そうするともう答えられない。

安倍晋三氏が内閣総理大臣になったとき「美しい日本」を作ると約束したではないか。それがだんだん醜い日本になってきている。特に警察のやり方、考えはおかしい。それを説明しろと追及しても答える術がない。

選挙は人気投票のようなものだから、ハンサムな男や美人や有名なタレントなどが当選するケースが多い。だから選挙では政治は変えられない。おかしな政策や制度があれば監督官庁に誰もが電話をすれば良い。私だけでは無視されるだけだが、大勢が電話をすると政府側も無視できない。世論が怖いからだ。

 15年前ころに信号系統の悪さに対して電話をしたことがある。電話に応対した人は「抜本的に解決しなければならないことだ」と言ったが、それ以来信号系統が改善された様子はない。

 運転する人は誰もが感じるこの不便さ。渋滞が起こり、周辺の空気は悪くなる。余計なガソリンを費消する。なによりも目的地に着くのに時間が余計に掛かる。

多分GDPは20兆円くらいこの所為で少なくなっている筈だ。そんな状態を放置して、反則金を徴収するのに汲々している警察。

 緑のおじさんたちの制度も不可解だ。郵便配達の車がマンションの前で駐車しても反則金を払わされる。その現場を目撃した私は緑のおじさんに「おじさんたちの家には郵便物は配達されなくても良いのか」と苦情を言った。

 この制度は警察の高級官僚の天下りのために作られた。そして国民に多大な不便を掛けている。そのうちまた警察庁に電話をしようかと考えているが、一人が電話をしても無視される。

 政府は種々国民に不当な苦労を強いる。多くの人が苦情を電話すれば変わると思うのだが。是非実行して欲しい。

酒巻 修平

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