中国、韓国国民と政府

  私は長年中国、韓国の会社と商取引をしてきた。特に中国とは長い。相手側の社長が日本にやってきたときなど、夕食を一緒に取ることもしばしばである。そのときに日中間の政治的なトラブルが話題になることがある。

 相手の社長が必ず言うことは「あいつら(政治家)など勝手に政治をやっていて、国家の金を着服するし、我々(国民)の要求など全て無視する」である。

 長い歴史の間、中国王朝が度々変わり、その下の人民は変わる度に違う制度を押し付けられるが、人民の方もまたかと思うだけで、裏では政府のいうことなど信じてはいなかった。

 即ち政府は政府、我々は我々という伝統が綿々と続いていたのである。日本国民も同様である。徳川時代までは武士という特権階級が世に存在していて、種々の権利を保有していた。

 明治になってその制度が消滅したかに見えたが上部の政府役人は相変わらずの特権を保持して、貴族院などと称し旧華族が政府を牛耳り、国家の金をくすねていた。山形有朋という輩は武士とは言えないような最下級の地位にいたが、明治政府が創設されると今の椿山荘を自分の物にするなど暴虐の限りを尽くした。

 日本が民主国家の米国に戦争で敗れ、米国式の政治方式を取らされる羽目になった。ある意味国民に取って敗戦はメリットが大きかった。苦しい時期もあったが、友好国になった米国が何やかやと援助をしてくれ、日本再生の礎を築いてくれた。

 これで日本では政府と国民の距離が縮まり、政治家や高級官僚で悪徳な輩は戦前より相当少なくなった。気の毒に中国や韓国では相変わらず、政府と国民の溝は深い。

 国民の大半は政府内や外交のことが分からない。これは日本でも同じでマスメディアは真実を報道しないから、主婦や学生など社会に関わりの少ない人は真実が見えないので又聞きあるいは噂などで状況を判断する。

 これが大きな悪影響を国政にも与える。能力のある人もアルツハイマーに掛かっている人も一票の選挙権を持っている。そんな悪平等の元で、人達は感情やひどい場合は容姿が良いだけの女優出身の人に投票をするものだから、政治家の中は玉石混淆になる。

 日本は民主国家である度合いが中国、韓国より高い。その日本でも上記のような状態であるので、中国や韓国では推して知るべしだ。特に中国では共産主義という名の元に独裁主義がまかり通っている。国民の利益など無視し、自己の利益のためにだけ働く政治家が大半だ。

 中国では2000以上の国営企業が倒産しているし、政治家は金を溜める(勿論国民からくすねて)と海外へ移住、そこで国籍を取得する。韓国では任期を全うした後平穏な暮らしをしている大統領はいない。

 こんないい加減な政治家に踊らされ、プロパガンダを信じて日本や日本人を悪く思う両国民も多いが、日本に来て実情を見ると自国の政府が宣伝していることとは全く違うことに気づく。

 我々日本人も中国人や韓国人を嫌ってはいけない。嫌わなければならないのは無辜の人々を洗脳している両国の政府である。大半の政治家は政治家に当選して金を得るためにあらぬことを言い触れるのだ。

 ところで背の高い動物と言えば何を想像するだろうか。キリンであったり、象であったりするが、象に対して背が高いと言うだけでは象の全体像を頭の中に描けない。特徴である体格や鼻の長さ、ほ乳類であり、草食であるなど象の説明をするには充分な情報を与えなければならない。

 マスメディアは種々のしがらみからこれをできない。事実の一部だけを報道することは巧みな嘘であり、これを改める手段はない。マスメディア、特にテレビの言っていることを鵜呑みに信じてはならないし、それを根拠として投票をしてはならない。

 中国や韓国はもっと酷い。一般の人は政治家やマスメディアの言っていることを信じ、日本の本当の姿を知らないで憎悪している。目の覚めた人の数も増えてはいるがいまだに少数である。

酒巻 修平

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です