塩分を考える

最近の梅干しは塩辛くなくむしろ甘みも感じるほど塩分の含有量が少ない。私の家でもできるだけ塩分を控えるように気をつけているようである。

 これは正しい考え方に基づいているのだろうか。いつも皮肉れたことばかり考えるのだがそれは社会に間違った表現、考え方、欺罔、オーバーな宣伝文句、その他自分有利に行動することが多いからである。

 私がなるほどと考えさせられる言葉はアインシュタインの次の言葉である。

「正しいとされていることは正しいと証明されるまで正しいと断定できない。正しくないとされていることも正しくないと証明されるまで正しくないとは言えない」

 当たり前のことであるがけだし至言である。私も色々な病気に掛かる。先日も肺炎だと診断されたことは後で2つの病院で診察してもらった結果誤診だと判定された。

 この時風邪は引いていたが体温は全く平熱で痰も出ない。それに体が全く辛くない。これでは誰でも最初の診断がおかしいと思わざるを得ない。

 私の観察するところ病気の診断は約30%が誤診であると信じている。だから上記のアインシュタインの言葉の真実味が身に染みるのである。

 さて塩分の話であるが、塩分が体にどのような作用を起こすか。答えられない医師が多い。私も証明した訳ではないし、証明された過程を知っている訳でもない。

 しかし昔から言われていることは塩分が体内の水分を保持する役目を担っているということだ。多分これば事実だと信じている。自分の体に関することだから何を信じ、どのような食生活をするか、他人に迷惑を掛ける行為でないので、薄味の食品を選んで食べることはしていない。

 過度の塩分は動脈硬化や種々の悪戯を体にする。これも事実かどうかは分からないが何事も過度というのは問題を起こす。だからこれは多分真実であろう。しかし過度の塩分とはどのように舌が感じるだろうか。

 多分塩辛くて食べるのが嫌になると思われる。どうしてそう思うのであろうか。私の脳は正常であるからだと思っている。美味しいと思う食べ物は体に良いから美味しいと感じる。それは脳の役目のような気がしてならない。

 例えば卵焼き。調味料を何も入れない卵焼きは美味しくない。だから私は頼んで調味料を入れてもらう。料理屋で食べる卵焼きは美味しいので聞いてみると調味料を適当な量加えてあると教えてくれる。

 人の体内には適度の塩分が必要だろう。昔大奥で拷問する時は塩分抜きの食事を拷問対象者に与えたと聞いた。その人は体が死ぬほどだるく辛くなり拷問者の言うことを何でも聞いたらしい。

 勿論作り話かも知れないが塩分がそれほど大きい役目を体にしているという証拠のようにも思える。

 人を含む陸上動物が海から陸上へ進出した。だから当然人の体には塩分が含まれている。これは事実であろう。

 最近夏に熱中症の患者の発生率が昔と比べると極めて高い。私が子供だった頃熱中症に罹る人はほとんどいなかった。熱中症は体に水分が足りなくなると発症する。

 もしかしたら現代の食物に中に含まれる塩分の量が少なくて水分を体内に保持する量も少なくなっているのではないかと私は疑っている。

 昔の映画を見ると手の甲に塩を乗せてそれを舐めながらテキーラを飲んでいる場面がある。アルコールは分解するのに水分を必要とするので適宜水分を補給しないと体内の水分量が不足する。この場面では塩分を取って体内の水分を排出させないようにしていることを表している。

 だから酒を飲む人は水分の補給をしなければ夜中に喉が渇く。これは体が水分を欲しているからで、水を飲まないで酒を飲む習慣がある人は水分不足からくる各種の病気に罹患する確率が高くなる。だから水分の保持をする塩を舐めながら飲むのだ。

 無理して塩分濃度の低い食品だけを食べる必要はない。美味しいと思う食べ物は体に良い。あなたもあなたの脳を信じて上げなさい。

酒巻 修平

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