ゲノム編集食品

 ゲノム編集とはどのようなことをするのか、今一つ分からない。これは遺伝子組み換え食品とは違うとされているが果たしてそうだろうか。

 遺伝子組み換えとは他の生物の遺伝子を加えるという手法を取り入れ、これは体内でアレルギーが発生する可能性があるため、安全性を調べる必要がある。

 

 しかしゲノム編集はその作物の遺伝子の働きを壊す手法とのことで、肉厚の真鯛などを作るらしい。

 宇宙には自然と生物の2種類が存在していた。しかし最近の科学で3種類目の存在が生産された。それが人工物だ。薬、食品添加物、遺伝子組み換え食品などである。

 人は自然の中にあって生存を確保している。太陽光線や月や惑星の重力の影響を受け、食品を体内に入れて体を調整し、エネルギーを得ている。逆に考えればそのような自然に体を合わせる進化をして、体が自然と一体となっているのだ。

 そのような体のメカニズムは何億年かの過程を経て、現在の人類が取得してものだが、人工物はこの1,2世紀で合成されたものだ。

 人の体が何億年も掛けて調整してきたところへ、極めて短期間で得られた人工物を人の体は受け入れられるほど早い進化をするのか。とても疑問なところだ。薬は現に人に悪影響も与える。

 だから症状を軽減するために開発された薬の副作用(体に害を与える可能性が強い)については極めて慎重に対処している。

 このゲノム編集された食品は自然物だろうか。それなら問題がないが、どうもそうではないように思える。遺伝子組み換え食品を食することを拒否する人が多く、市場を形成していない。

 遺伝子を加える食品とそれを消滅させる食品に変わりがあるのだろうか。ゲノム編集は品種改良と同じ作業を短時間に確実に行うとされているが、新聞の報道には隠された部分はないのだろうか。あるいは厚生省の発表には意図的に秘匿された要素はないのか。とても気になるところである。

 一つのことを取り挙げて全体を判断するのは良いことではないが、この厚生省という役所は信用できない役所だ。支払った保険料のデータを破棄して、厚生年金を支払う根拠の多くを失った。

 最近でもやはり不誠実な仕事をしている体質は変わっていない。このゲノム編集食品については厚生省の許可は要らないらしい。ただどのように編集したかの届けで何でも作ることができるらしい。厚生省はどこからかの圧力によってやるべき仕事をやっていないだけではないだろうか。

 毒成分を作らないじゃがいもや血圧上昇を抑える成分が多いトマトなど、不自然すぎる。運動をすれば血圧は挙がる。重量挙げの選手はバーベルを上げる時には血圧は400にもなるというのに、血圧の上昇を抑えるとはどういうことだろう。

 人が食品を摂取して新陳代謝を図る全過程は解明されていない。だが自然に産する食品は人が安全だと確認する長い歴史の中で、人自身が食べるのを承認したものだ。

 それを理論だけで、安全だとするのは危険がないのか。このようなことを机上の理論と呼んで忌み嫌う。このゲノム編集は机上の理論ではないのだろうか。人が長い間食べて害がないと保証できるのだろうか。

 学者は研究する人である。しかし過去に学者が述べていることで間違いも多かった。牛乳を飲むことを奨励すると思えば今は体に良くないと言うし、卵は人に害をなす食品であると言い、それにまた逆のことを言う。

 全てを否定するのはあまり褒められた行為ではないが、食品は体の新陳代謝の材料になり、後々に影響が残るものだ。慎重にならざるを得ない。

 この技術を食品以外に応用するのはとても結構なことだが、そのようにしてできた食品を私は食べない。安全性が何等かの形で最終的に保証されたときには食べる。

 我々は食べるものに不自由していない。もっと美味しいものはもう要らない。肉厚の鯛なんて気持ち悪い。

酒巻 修平

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