プーチン大統領はどうして会談に遅刻するのか

 プーチン大統領は重要な会議にも遅刻欠席することがほとんどである。Youtube を見ていたら安倍首相が前の会談が長引き、プーチンとの会談に遅れたことがあった。その時遅刻を恥じて、会場入りした安倍さんがプーチンのもとに走っていった。

 それを見てプーチンは微笑み、固い握手をしたのだ。多分時間に遅れない安倍首相を羨ましく思ったころだろう。プーチンは時間通りには来ないことにしているのだ。

 これは暗殺を防止する策である。決められたコースを決められた時間に通過すると暗殺者が狙い安くなる。いつもはボディーガードが付いているから静止した状態の時は暗殺が難しい。だから移動中のところを狙うのである。

 ソ連はゴルバチョフ元大統領の辞任に伴い解散、解体された。その時ソ連の中核をなしたロシアは共和国として単一の独立国家になった。それはロシアにとっても旧ソ連及び世界に取っても良いことだった。

 アメリカ初め、世界各国は自由な交流を始めたし、経済も発展すると思われた。ところがいつの間にかプーチンが台頭してきて、独裁国家を築き上げた。

 プーチンの目指していることは自身の永世大統領である。この国では曲がりなりにも普通選挙法が施行されているから、これは難しく、国民を悦ばせるためにも極端な政治を行わなければならない。

 独裁者は孤独である。独裁者は独裁者を止めた時、死がやってくる。ライバル関係にある者を次々と殺害して完全な独裁者にならなければ独裁者としての地位は保てないからだ。

 北朝鮮のお兄ちゃんのそうだし、習近平、カダフィ、その他独裁者は世界各国に存在する。彼らはほんの数人の側近といつも隠れて生活している。一室に籠り我々が簡単に手に入れることができる楽しみもない。

 独裁者は独裁者であることが楽しみなのだ。北朝鮮のお兄ちゃんも人を殺し過ぎだ。暗殺される可能性が高い。周も暗殺未遂を何度も経験している。

 旧ソ連のスターリンは晩年暗殺に怯え、部屋から一歩も出て来ない生活をして、不幸のどん底にあった。

 彼らは最悪の犯罪者なのだ。全ての法律を自ら律し、国民に遵守させる。だが一人では何もできない。政治をするのもアシスタントの存在が欠かせない。

 そのアシスタントをも彼らは信用していない。自身で危険だと判断したなら、そのアシスタントが信用のおける人物であっても殺害してしまう。

 周りから見るといわれのない人物が殺害されるということはその厄災がいつ自分に降りかかるか分からない。そうなる前に暗殺しようと試みる。

 独裁者には独裁者であり続けるか死亡するか二者択一の選択しかない。誰でも死にたくないから、彼らは独裁者であり続けるのだ。死ぬまで独裁者であっても彼らに幸せはない。

 但し独裁者に高潔な人柄があるとその国は躍進する。何故なら官僚などが正しい政策を却って妨害することがあるからだ。そういう意味では普通選挙法は最たるものだ。

 独裁者の存在は衆愚によりもたらされる。日本の安倍首相は独裁者ではないが、現在の権力は強く、もし安倍氏に高潔な人格が備わって、全てを任されるならアメリカが日本を怖れた故に制定された憲法を国民のためになるものに換えるだろう。

 我々国民は色んな意味で衆愚である。政治的なことは分からないし、どのような経済政策が一番今の時期に適しているのかも分からない。分からないことには口を出しては問題がこじれるだけだが、普通選挙法は分からないことにも口を出せと強要する。そういう意味では普通選挙法に内在する欠点への対処法を研究しなければならない。

 独裁者は悪だが、政治家に権力がなさすぎるのも問題を引き起こす。安倍首相は働きもので優秀だが、最近独裁的な傾向を帯びてきた。国民が困惑するような政策を矢継ぎ早に策定する。賞味期限が切れたようだ。

酒巻 修平

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