急な発熱38.7度?
昨日の朝起きると体がとてもだるい。何とか体を動かして体温計のあるところまで行って、体温を測った。38.7度あった。何をする気力もない。それに今日医師は全て休診している。
でも体が辛すぎるので、片っ端から病院に連絡して10何軒目かで1軒やっている医師を見つけた。車で15分くらい走らせて、着いた。受付を終わり、体温を測ると何と今度は36.6度だ。体もだるくない。
おかしい。先ほどまで38.7度あったのが、どうして36.6度になったのか。病院や家の体温計が狂っているとも思えない。医師は「大したころないですね。ま、抗生物質と去痰剤を出しておきましょう」と私の大袈裟さにうんざりしている様子。
先ほどまで38.7度あったと言ってもあまり信用されない。帰宅するとまた体温を測った。37度くらいだ。どうも体温が上下し過ぎる。医師は肺炎ではないと言うし、それはそれで安心だが、薬を処方して終り。
私としてはどうしてそんなに体温が上下するのか、原因を知りたいし、それに対する対策も聞きたい。でも医師はそんなことに興味がないというか、分からないから話しようがない。
どうも医師は薬に頼りすぎる。私のような状況では薬で直る訳がない。前日冷房を何度も付けたり消したりしてので、その都度体が体温を調整しなければならなかったので、体温調整機能が少し損なわれたのかも知れない。
病院には車で行ったので、運動にはならないが、それでも体を少しは動かしたから体温調節機能がその時に復活したのだと思う。
帰宅すると客があった。それで体温を測りながら、話しをした。すると体温は37度くらいのところを上下している。いまだ体温は安定しない。
平熱というのは新陳代謝による体温の状態である。しかし細菌などが体内に侵入すると細菌を殺すために細菌の弱点、すなわち高温を脳の命令でもたらす。だから体温はやみくもに下げてはならない。そんな時は食欲もない。細菌に食料を与えないためだ。
細菌は通常細胞より弱い。だから余分で使われない栄養素を食べて増殖する。だからきっちりと吸収できるだけの食料を摂取していればいいのだが、なかなかそうはいかない。
体温を一日に30回くらい測った時があった。結果運動しようが、風呂に入ろうが健康な時はそんな動作に体温は関係しない。だが常に一定にはならないようだ。
若いうちは36.5度くらいが平熱だが、老化するのに従って体温は何かの加減で上昇するのだろう。それは脳もその部分が老化しているからだろう。
最近は熱中症の報告が多い。地球規模で気温が上昇していることも原因だろうが、どうもそれだけではないようだ。30度より気温が低くても熱中症になる人がいる。
その人たちは体温調節能力が不足していることも原因の一部ではないか。昨日の私の体温が40度にでもなっていたら、私は熱中症に罹っていただろう。もちろん塩分の不足で体の中に水分が少なくなっていることも原因の一つではあるが。
人の体の機能や機構は極めて複雑だ。医学部ではどの程度の知識を教授されるのか分からないが、この不思議な動物の生体特に脳の作用を理解しようと努力していないだろう。
薬に頼り過ぎてはいけない。何故糖尿病になるのか、心房細動は何故起こるのか。全てがホストコンピューターすなわち脳の指示に問題が発生するからだと私は思う。そうであれば脳がどうしてそんな誤作動を起こすのか。そんな研究が待たれるが、それを研究している学問分野はない。
細菌と人の戦い、インシュリンの活性化がなされない機序、余計な電気信号があってはならないところから発せられる理由。全て脳と関係があるのは明白だが医者はそんなことには無関心だ。
ただ症状に当てはめて薬を処方するだけだ。それはそれで無益ではないが、それだけでは病気に対する姿勢に足りないところがある。
私の突然の発熱は何故起こったのか。自分の体のことだから医者に任せきりにせ考えなければまた起こるかも知れない。だれかそんな理由を研究してくれないものか。今測ると36.0度だ。おかしいな。
酒巻 修平