風邪薬は効果があるのか

風邪の菌が体内に侵入しても風邪を発症する人とそうでない人がいる。何故だろうか。入った菌の量の問題なのか、それともその人の免疫作用の強さなのだろうか。

風邪の菌が体内である程度の地歩を築いたならば、細胞に対して悪さをするだろう。それが発症だ。だがそれは症状で病気とは違う。病気とは原因で症状は結果的な体の悪状態である。

そうすると風邪の菌が体内に侵入したことそのものが病気かと言えばそうとも言えない。もう少し考えると病気とは体の悪症状を伴う体の異変であろう。

症状を軽減するのは医薬品の力を借りるのが手っ取り早い。熱が高くなると熱さましを飲み、喉が腫れると炎症止めの薬を処方される。だがそんな薬に依存することは風邪の早期の治癒に役立つだろうか。

症状とは単に体を痛み付ける病気の作用を意味するだけだろうか。それでは怪我をした時の痛みはどうなのだろうか。痛みは症状ではあるが、脳に体の異変を教え、脳は症状あるいは異変を回復させる機能を発揮する。

風邪の諸症状はどうなのかろうか。脳に風邪の菌が侵入してある程度の地歩を築いたことを知らせる役目を果たし、風邪の原因である菌を殺傷するべく脳に情報を提供しているのではないのか。

例えば風邪の引き始めに熱が38度ほど出る。そんな時私はあるったけの布団を掛けて何も食べずにただ寝ている。そうすると3時間ほどすると風邪が完全に治ることが度々あった。

その期を過ぎると風邪菌が増殖し過ぎて熱だけでは菌を全滅させることができない。菌と免疫機能の何日間かに亘る戦争が始まる。白血球、リンパ球が増加し、熱に弱い菌を殺すために熱は下がらない。

その時熱さましを服用すると風邪が長引くのではないか。総合感冒薬は何をしてくれるのか。炎症止めの効果は?とこのように薬の効能を調べると風邪を体が治癒するのを遅らせているような気がするのだ。

抗生物質は風邪菌ではなくて肺炎を起こさせるような菌を殺すためのものだから、これは予防薬だ。他の風邪薬とは役割が違う。

この間から3週間ほど夏風邪に悩まされた。夏休み中ということもあり、診察中の医師を探すのに苦労をしたが、やっと診察中の医師を見つけ、薬を手に入れた。だが風邪が去った今振り返るとどの薬が効いたという実感がない。

熱があまり出なかったので、体はさぼっていたのだろう。だから治るのに時間を要した。では薬は病気に対抗する作用をしてくれるのかと考えると否定的である。

水だけを飲んでできるだけ長く物を食べないで寝ている方が良かったのではないかと今は考えている。風邪の菌も栄養がなければ生きていけないだろう。体もそうだが体には栄養の蓄えがある。

風邪菌は体と張り合って栄養を摂取する戦争には勝てない。何故なら体は前からそこにあり菌は新参ものだからだ。多分1日もすれば腹が減って死にそうになるのではないか。だが菌はそれ以上にダメージが多いだろう。

もちろん長期間の絶食は時には死を招くことがある。体も死ぬほどであるから、風邪菌が生き永らえられるとは思えない。食欲がないの脳が栄養を体内に入れるなと指令しているのだと思う。

人は頭と何でも相談すれば良い。食欲がなければ食べなければ良いのだ。眠りたければ眠るし、ぞくぞくすれば布団を被って熱を逃がさないようにする。

次回風邪を引いても医者に行かないようにしよう。病院でこの薬を飲むと風邪が治るかと質問をするが、医師は治るとは言わない。症状が良くなるとは言うだろう。ということは薬は風邪を治すことができないのだ。

但し脳が過剰に反応して異常なほどの熱や症状を起こした時は医者に相談しよう。医師はプラセボ効果と異常な症状の時に役立つ。それ以外は体に直させよう。

酒巻 修平

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