野菜中心の食生活が「脳卒中」の原因だった

 これも週刊誌に載っていた記事の見出しである。馬鹿らしくて中は読んでいないが、記者はどういう事実を根拠にこの記事を書いたのだろうか。

 開業医に聞いても無駄だ。何故なら彼らは何十年も掛かるような統計を取りはしないし、大体病気というものがどのような機序で発生するかは分かっていないからだ。

 そうすると生化学者に問い合わせたのか。それとも菜食主義者の多くが脳卒中になったというのか。

 アースとラリアに採食主義者の水泳の選手がいたが、菜食主義者を現在の日本で探すのはとても難しい。

 もしいたとしても脳卒中は一日や二日で発生するはずもないから、どのように追跡調査をして野菜と脳卒中の因果関係を調査できたというのか。

 それに野菜中心の食生活と言っているところを見ると、野菜以外に何かを食べているということだ。そんな人の食べたものの中でどうして野菜が脳卒中を引き起こしたのか。

 それに野菜とは何だろうか。納豆は野菜ではないのか。枝豆はどうか。野菜にはタンパク質を含んでいるものもあるし、ごはんを一緒に食べれば炭水化物も取れる。

 野菜しか食べていない動物が脳卒中を起こしたとも聞いたこともないが、人だけが特別なのか。

 食物が体に入りどのように消化されそれが体や血液に再合成される機序は分かっているのか。一つの物事は起こるにはその前段階がある筈でこの場合そんなことが証明、解明できているとは決して思えない。

 私は便秘気味なので友人がヨーグルトを食べれば治るとアドバイスしてくれた。あまり好きな食べ物ではないが、折角友人が勧めてくれたので、食べることにしたが、それから1ヶ月便秘は解消していない。

 人の体がどのように動いているか解明は進んでいない。単なる経験値で、体に良い食べ物かそれとも好ましくない食べ物か誰が証明できるのか。

 週刊誌など暇つぶしに読むレベルの書きもので、その記事を面白いというくらいの態度で読まなければならない。真剣に記事の内容を実践しようなどと心動かしてはいけない。

 昔スポック博士という禄でもないアメリカの金儲け医者がいて、「赤ん坊は俯けに寝かせた方が良い」と「スポック博士の育児書」という本で書いた。

 その所為で何人もの赤ん坊が窒息死したか。本の内容については死亡との因果関係が証明できないので裁判になったケースがあるのかどうか知らないけれど、これなど典型的な無責任発言だ。

 排気ガスが喘息の原因だとして東京都を相手取り喘息患者が訴訟を起こし、結果和解が成立した。そのお陰で喘息の私の医療費は無料になった。

 そうなった時私は正直驚いた。私の喘息は遡ること3代前からのもので、排気ガスとは何の関係もない。

 気管支炎ならいざ知らず、喘息の大半はダニの死骸を吸ってアレルギー反応を起こすことで発症する。煙いが排気ガスを吸っても私は喘息にはならない。

 物は言った方が勝だ。この制度は最近亡くなったが私は有難かったものの、原告団を軽蔑している。それは単にたかり根性のなせる業である。

 一般の人は医学に関しては無知であるし、体がどのように動いているか根本のところも医者は知らない。私は新しい医者に掛かるとき病気の原因を根本から聞いてみることにしている。

 分からないという医者は信用のおける医者だ。症状の途中までは説明できても最終的には脳が病気の元であるので、今はまだそれが謎なのだ。

 それを真剣な調査などしないで書く週刊誌は信用ならない。野菜は高価だから毎日は食べられないが、できれば野菜中心の食事をしたい。多分脳卒中にはならないだろう。

酒巻 修平

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