韓国、台湾 対 日本の関係の違い

 過去日本は台湾や談話や韓国を実質的に統治しました。だが現在の両国民や政府の日本に対する評価は正反対と言って良いくらい違っています。

 その原因の根本は地政学的に見て台湾、日本は陸地から離れた島にある国で、韓国が大陸と陸続きになっていることにより求められると思われます。

 現在の政治体制になる前、台湾は列強や中国に近く、日本は中国からも離れていますし、隣の韓国は強力な国力を持たない国でした。そのような違いで両国が他国に占領された歴史があるかどうかを決っているようです。

 人の性質や行動様式はどのように定まっていくのでしょうか。子供は大人になっても案外両親の影響を受けて行動します。それと同様、ある一国が他国の支配の元にあるとどうしてもその支配国の影響の枠から出ることができません。

 人間はアフリカで発生、進化し、知能が発達してくると文化、文明が勃興します。中国にはいつ人類が到達したのかはっきりは分かりませんが、少なくても韓国や日本より先に人が住み付き、文化を発祥させたと考えられます。

 だから中国は古代には相当な文明国であったと考えて間違いないでしょう。文明はある程度大きな権力により支えられます。

 一方権力を持つということは自己の精力範囲を拡大したいとの欲望も募らせます。このように中国は近くの韓国を支配下に置きました。

 だが当時の中国の支配が日本まで及ぶほど強大ではなかったのは日本に取って幸いなことでした。

 支配される人間はだんだんと卑屈になるのが常です。現在のように民主主義が存立していない時代、支配する側は被支配国にあらゆることを要求します。

 これは現在の学校の虐めと似ています。虐めは過激化し、虐められた方は自殺したいくらいの精神状態に達します。これが長続きするとどうしても人は人を恨み、現状否定型に作り上がられていきます。

 韓国は正にそのような歴史を昔から持っていました。虐められていない時もあったでしょうが、全体の歴史を振り返ると韓国は虐められっ子であったのです。

 そんな中で李氏朝鮮という統一国ができても、政治家も国民もあらゆる屈辱を受けて精神状態が健全ではなくなります。

 複雑でかつ「怨」という精神状態が育っていきました。とても気の毒ではありますが、支配者には征服国をそのように扱う人としての側面があることは否定できませんし、人が持つ欠点の一つです。

 李氏朝鮮ではそんな根底にある精神状態の中、絶えず人を怨み、国を二分する勢力が闘争し続けたのです。

 そんな状態から抜け出そうと何度も努力しますが、国民も政治家もそのような精神状態を持っていると何ともなりません。

 おまけに中国自体も漢人と北方系の民族が入れ替わり立ち代わり政権を担います。中国もやはり健全な精神状態を持てない政治的環境下にありました。韓国は溜まった物ではありません。

 李氏終盤になるとロシアも韓国を獲得しようと虎視眈々と狙い始めました。そこで日本と止む無く被併合条約を結び、日本の属国になります。

 多分喜んでそんな条約を結んだのではないでしょうが、日本は案外善政を敷きます。だがそれも長く続かず、日本は第二次世界大戦で敗北します。

 虐められっ子は虐めっ子になる確率が高いのは現在の日本の虐めを観察すると分かります。

 韓国は最後の征服者の日本は敗戦した弱い国だと考え、今度は日本を虐めようとしました。しかし日本は思ったほど弱小国ではなかったのです。これは韓国の誤算であったでしょう。

 ところで大相撲では大きな力士が小兵の力士を相手にする場合は、相手の行動に惑わされてはいけないという不文律があります。大きな力士は自分の形の相撲を取っていれば小兵の力士は太刀打ちができません。

 最近韓国は日本をなんだかんだ困らせる厄介な国です。しかし相手は小兵力士、相手の動きについて行ってはなりません。ゆったりと構え、自国の規範に則って行動していれば良いのです。韓国対策など不必要です。

 あまり暴れれば少しだけ突けば良いのです。この点、日本政府は知ってか知らずか懸命なものです。

 台湾は基本的に中国系の人や原住民との混血の人で構成されています。台湾人は卑屈ではありません。親切なことに出会えば親切だと素直に受け取ることができます。

 日本は両国を実質支配した歴史を持っていますが、西欧のような見下げた統治はしませんでした。両国の識字率を上げ、帝国大学まで作りました。それは善政と呼ばれても良いものです。

 これに対して、台湾は感謝し、韓国は怨んでいます。この違いは両国の歴史がまとらしました。

 ところで世界中奴隷制度があります。日本にはこれがありません。奴隷制に似たものはありましたが、他国の奴隷制とは比べ物にないほど軽いものでした。

 政争や内戦は日本にも歴史上沢山ありましたが、敗北した相手にもある意味の敬意を表したものです。もちろん例外的な人物もいますが。

 日本が敗戦した相手がアメリカであったのは幸いでした。彼らはロシアのように卑怯ではないし、陰湿、裏切りもありません。友達にはとても親切です。

 親切にはもっと大きな親切で返さなければなりません。それが日本の尊厳を高め、やがて世界のリーダーになる原動力になります。

酒巻 修平

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