ソフトバンク倒産? 実業家と評論家どちらが正しいか

 上念司、渡辺哲也、黒川あつひこ、堀江(ホリエモン)、神王リョウ、など有名、無名の評論家がソフトバンクの経営状態が極めて悪いとの考えを示している。

 ソフトバンクは言わずと知れた巨大投資会社で、トップにいるのが孫正義である。元在日でその後日本に帰化している人物で幼少時は劣悪な生活環境にいたと自ら述べている。

 孫氏は商売感覚が優れていて、事業を始めると瞬く間に大きな成功を収めた。ただ原因が元在日で愛国心はないと思われ、巧妙な手段で税金の支払いを逃れている。

 日本政府は外国絡みの案件の処理が下手で、孫氏の税務処理の方法を徴税できる範囲内に取り込めなかった。税金に関する限り孫氏が日本政府に勝利したという図式が出来上がった。

 かつて田中角栄が赤字の会社に自社を合併させるという手法でやはり税金逃れをやり、その後国税庁もその手法に対する対策を講じ、今はその方法で節税あるいは考え方によっては脱税をすることはできない。

 政府は超有名大学を卒業した官僚たちがリードしているが、彼らは勉強が上手なだけで記憶力や経験したことを生かすのが上手だが、思考力、創造力は全くない。だからこれから激動する社会に適切に対応する能力はないだろう。

 孫氏は優秀な経営者であり、過去斬新な手法で金儲けあるいは金集めを大量に行ったが、そのような優秀な人物が陥る欠点は自己陶酔あるいは自信過剰である。最近はその欠点が表に現れ、現場の経営での失敗も目立つようになっている。

 最近幾つかの証券会社に聞いたところソフトバンクは倒産するはずがないという。証券会社は実業の会社である。孫氏自身も多分自社は倒産しないと思っていることだろう。そうでなければもう少し違うことをしていたのは間違いない。

 実体のビジネスをする人たちはソフトバンクが倒産しないと言い、評論家は倒産の方向に向かっているような言い回しをする。どちらが正しい観察、予想なのか判断するにはデータが少な過ぎて私には判断が付かない。

 だが歴史は繰り返す。評論家は過去、石油は40年で枯渇すると言い、地球は温暖化すると言ってきた。どちらも今は怪しいし、不確定である。彼らの株式価格の予想は先ず当たらないか、あるいはどちらでもない。

 当たるも八卦当たらぬも八卦で、上昇を見込んで株式を購入する時に彼らの言い分を参考にすることはできない。時々テレビに出演する有名な評論家は近い将来の情勢を予想する名人と言われているが、その評論家は日経平均が20000円になったとき、この価格は単なるステッピングストーンで、すぐに30000円を超すだろうと予想した。

 だがいまだ20000円台で、20000円を切ったころもあった。株式平均は長期間では上昇するので、いずれ30000円に日経平均が到達することもあるだろう。だが彼はすぐにそうなると言ったのでこれは全く当たらなかった。

 評論家の予想は当たったり当たらなかったりと言ったが、実は私の印象では当たらないことの方が多い。何故なら人が考えていないことを言わないと商売にならないからだ。

 私が評論家とすれば「肺癌はたばこを吸わなくなって急増したと言うだろう。何故なら人の筋肉や体の機能は使わないと能力が増さないからだ、喫煙率が下がると免疫機能が訓練されないで能力を低下させる。」そのように言うだろう。

 だがここには証拠がないのだ。科学の世界ではどんな論理もそれが正しいという証拠立てをしなければ正論とは見なされない。

 どうように株式が上がるか下がるか評論してもその証拠がない。何故なら評論家の一番の欠点は「人が何を考えるか、何を実行するのか」という人の精神のデータを取り入れることがないからだ。

 ソフトバンクが倒産すると大きな影響が日本経済にも波及し、ソフトバンクに大きな融資をしているみずほ銀行は消滅する可能性がある。だがソフトバンクが倒産しても、みずほ銀行は何等かの形で生き残ると私は思う。(単に思うだけだが)その理由は人々がみずほ銀行は倒産して欲しくないと考えるからだ。

 私はソフトバンクが倒産する可能性もあるがまだまだ巨大化する可能性も両方あると考える。評論家が予想で勝つか、実業家の見方が正しいか、株式を買う資金もそのつもりもない人たちはこの芝居を見物していれば良い。

酒巻 修平

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