ネット社会の功罪

 今日の新聞にスマホを数秒使うと貴方の行動がまるわかりという記事が一面に見えた。確かにそうだろう。私も最近「ハッキング技」という本を買ったが、コンピューターを使うとどんな悪事でも働くことができと分かった。

 もちろん自分の客が何を買ったかなどはコンピューターに保存しておけば後々商品の売り込みなどの役に立ちそうだ。だが顧客の情報をどこまで調査しても許されるかはよくよく考えてみなければならない問題だと思う。

 極めて多くの個人情報がスマホを操作することによって得られる反面、個人情報保護法という法律があり、自分の知り得た個人の情報を外部に流失してはならないはずだ。

 では知り得た情報を自社のために利用しても良いのか。個人が自社宛てに与えた情報は利用できそうだが、そこから派生して知られたくない情報まで抜き取られることには大きな抵抗がありそうだ。

 私はアマゾンから本を度々買っているが、買った本と傾向が似ている本の売込みが毎日ほどメールで発信されて届く。これも迷惑だ。欲しい本は自分で探して買うから放っておいて欲しいと言いたい。

 アマゾンは優良で誠実な会社だから私は好きだが、それでもこのようにやって欲しくないことまでやる。勿論迷惑メールは一日に何通も来るし、うっかり添付ファイルを開けてしまうとどのようなトラブルがコンピューターや、その他で起こるか知れたものではない。

 貴方のカードの暗証番号を取得したので、この情報を破棄するのに800ドル支払えとか、仮想通貨をいくら寄こせとかまあ色々と考えるものだと感心するこらいだ。

 だがインターネットが発達して便利になったことも多く、今やコンピューターがなくては不便で仕方がない。聞くところによるとコンピューターが家庭になければその家庭の若者は大学の受験もできないらしい。

 大学も経営が昔より楽ではない。少子高齢化社会が到来して大学に入る子供が少なくなった。そのうち授業料値下げ競争が始まるのではないかと心配だ。だから大学側も経費節減をして運営しなければならない。

 大学は試験を作成、判定するコストを下げるため種々の作戦を練る。これでは受験者の実力など本当の意味の判定はできない。元々超有名大学を出ても仕事ができるとは限らないから二重の意味で学歴は能力の判定には役に立たない。

 

 安倍総理が誕生した時、意見を言うコラムを用意したので、私はコンピューター省を作れと意見を言った。それが何とか形になったのが分かったのはIT相という役職があるのを知ったからだ。勿論私の意見を採用してそんなことをしたのではないだろうが、私が考えたことも的は外れていなかったと思える。

 だがこの大臣、コンピューターをまともに使用できない。だがコンピューター犯罪は多発している。それを防止する政策はこの人からは出て来ないだろう。少なくてどこかの国のようにメールアドレスは本人名でなければ発信できないようにすべきではないだろうか。

 大臣にはアドバイザーがいるだろうが、大臣自身もコンピューターを使えなくてはどのような功罪があるか、身を以て体験できない。コンピューターの利用に関して我が国は無策である。

 このようにコンピューターは社会のツールと言うか、社会そのものになっている。だがコンピューターを使う能力は人間が本来持つ必要がある能力とは違うものだ。

 私は人がコンピューターを使用できなくても良いと思う。つい30年ほど前はコンピューターがなくても生活は充分にできたし、何の苦労もなかった。時刻表があれば遠隔地へも行けたし、どの電車に乗れば何時何分に着くかも分った。

今は時刻表など必要ない。時刻表に書いてあることは全てコンピューターで検索できる。だから人は考えることを止め、時代はコンピューター関連のことばかり進展する。電車に乗れば90%の人がスマホを見ている。

 

そんなに情報取得に熱心であればもっと仕事ができるはずだが、今の若い人はコンピューターの所為で考えようともしない。だから仕事がお座なりで、信用できる人は少ない。

 

 私はいつかコンピューター関連の巨大な事故が発生するのではないかと心配している。北朝鮮が日本の電気施設にハッキングを掛けて日本の全活動がストップするとか、銀行預金が全て引き出されるとか。

 

コンピューターは人が考え付く事務処理は何でもできる。それが良いことに使われればそれに越したことはないが、悪いことに使っている人物が多い現状、何とかしなくてはならないだろう。

 

先ずIT相を更迭してコンピューターの功罪を徹底的に分析すべきだと考える。それにしても安倍さんはどうしてあんな人をIT相に任命したのか、安倍さんの人事はどうも頂けないところが多い。私は安倍さんが一生懸命働いているとは思うが、賞味期限が切れたとも思える昨今である。

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