予防接種と手洗い、うがい

 ウイルスが体内に侵入して病気を引き起こす。それを阻止するのが免疫機構だ。

 予防接種は前以て免疫能力を強化し、実際にウイルスが体内に侵入した時に強化された免疫機構でウイルスを退治する。概略これは間違っていないだろう。

 要は免疫機構が外敵との戦いで勝利するほど質が高く、免疫物質の量が多いことが必要だ。

 この免疫機構はウイルスを含む種々の外的有害物質から体を守るために発達した。それには長い進化が必要だったと思う。

 だから宇宙人が地球にくるとウイルスに対する免疫機構が発達していないのですぐにウイルスに殺されるだろう。だから宇宙人など地球上にはいない。

 すなわち予防接種は前以て免疫能力を訓練し、高めるために行う。だとすれば外出から帰宅した時手を洗い、うがいするのはその論理に反する。

 こう言うと誰もが、特に女性が顔を顰める。だがどうだろう。今のお母さんたちは物事を半端にしか知らず、あるいはテレビで放映された未確認情報を鵜呑みにしてその意見に沿って行動することが多い。

 子供が外出から帰るとアルコールで手を消毒し、念入りにうがいをさせる。電車の手すりやつり革には沢山の風邪菌が付着していて、それが体内に入ると風邪を引くと信じて疑わない。

 私は一切手を洗わない。妻はそれをとがめるがこの習慣は止めるつもりはない。確かに気持ちが悪いという精神的な側面があることは否定できないが、健康を考えるとその方が良いと信じているし、論理的にも正しいと確信を持っている。

 外出時に風邪のウイルスは手にも付いているし、口内にも入り込んでいるだろう。だが私の免疫機構はそれを排除しようとして訓練しているのだ。

 これは予防接種を受けるのと同等の効果があるというのが私の考えであり、論理的に正しいと信じて疑わない。

 私は風邪を余り引かない。妻はまた昨夜辺りから風邪のようだ。それはそれで有難い。妻の体に入り込んだウイルスは私に予防接種をしてくれていると思っているからだ。

 もう一つの効果はこのようにすると風邪を引かないと信じている脳の作用を強化することだ。免疫機構は脳が動かす。風邪は引かないぞと思っていると不思議に風邪を引かない。

 私が前に掛かっていた医師はもう40年以上も風邪を引いていない。その人は自分が風邪を引いて患者に迷惑を掛けるのは避けたい。だから精神を強く持って風邪を引くまいと努力している。それが40年も風邪を引かない理由だ。

 世のお母さんたちは自分が外出して時にどんなに綺麗に手を荒い、嗽をしてももしかすると風邪を引くのではないかと戦々恐々としている。その精神の弱さが結局風邪に繋がる。

 人の免疫機構がどのように機序するか解明されていないのに、その免疫の関係をうんぬんするテレビに出演している医師は無責任だ。

 人がどのような仕組みで病気になるのかという解明は残念ながらされていない。これが解明されると病気の治療に大いに役立つと思う。

 それはそうだトラブルの原因が分からなければトラブルは解決できない。現在の医学は症状の軽減を行うだけで、病気は人の体そのものが原因の除去や軽減を行う。医療行為はプラセボ効果を狙うか体が病気を治す切っ掛けを作るだけだ。

 だから薬を飲み過ぎるのは良くない。今は薬に頼るしか症状の軽減は期待できないので、薬を飲むのはある意味効果がある。だができるだけ少ない薬で抑えるべきなのだ。

 気になることが一つある。今喫煙率は年々大幅に低下しているが肺癌の罹病率は急激に上昇している。すなわち禁煙するか喫煙者の煙を吸わなくなると免疫機能を強化できないので肺癌になる人が増えているのではないかと考えている。

 たばこの煙は予防接種ではないのか。もちろん予防接種として原因物質が過剰に体内に侵入するのは良くないのは分かっている。それでは風邪菌を多量に体内に投入するのと同じだ。それでは風邪を引いてしまう。肺癌になってしまう。ほどほどに肺癌誘発物質を取り込み、予防接種をするのが肺癌の予防には効果てきではないかと考えている。

 人の体は複雑でまだその機構の3%も解明されていないと言う。それなのにテレビに出てくる無責任な医師はどうして未確認なことを言うのだろうか。

 禁煙する人が多くなったから肺癌が増加した。この私の仮説を否定する説明ができるのだろうか。

酒巻 修平

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