国連は世界に害悪を流す

 国連は第二次世界大戦終結後に正式に設立された国際機関である。だがその意見を左右するのは戦勝国と中国だ。

 ロシアはソ連だったころ日本との条約を破って日本に参戦してもう敗戦色が濃い日本に勝利したいわば卑劣な国だ。

 今の中国は戦勝国ではない。毛沢東率いる中国共産党が建国を宣言したのは戦後の1949年であった。

 イギリスやフランスは占領地だったアジアから日本軍にいち早く蹴散らされ、ヨーロッパでもアメリカの援助がなければ敗戦していただろう。これらも実質的には戦争に勝利したわけではない。アメリカが本当の意味のただ一つの戦勝国なのだ。

だが戦勝国のアメリカ、イギリス、フランス、ソ連、それに部外者の中国が戦勝国扱いとして常任理事国に居座った。

国連の決議は公平であるべきであるが、その常任理事国の一国でも決議に反対すればその提案は拒否される。これを拒否権という。

さらにこの常任理事国だけが国連の承諾を得て、核兵器を保有しても良いということになっている。

これではまるで戦時体制の同盟的なもので、常任理事国以外の国には大きな意見を言っても拒否されてしまう。

もう国連の賞味期限は切れているのだ。大国でもない軍事大国や沈みつつある国が既得権益を掴んではなさない。何故この常任理事国だけが拒否権を持つのか、核兵器を持つのか。

その国は自国の資金で他の紛争地帯の調整をするのか。トランプさえもう世界の警察の役目を放棄しようとしている。戦争は小さくても金が掛かるからだ。

国連を維持していくには資金が必要だ。その資金は経済力に応じて割り当てられ、アメリカが22%ほどを分担していて、アメリカの拠出がなければ国連は資金不足に陥る。

だが国連の政策は公平ではない。前事務総長の潘基文という男は日本と韓国の関係でいつも韓国寄りの発言をし、韓国人の職員の多くを採用した。

だからアメリカは国連の能力に疑問を呈し、拠出金の支払いを遅延し一部を拒否している。それも一理ある。

中国がどんなに不当に海洋進出をしてアメリカがそれを反対してもロシアがアメリカの反対決議を拒否すれば、その議案は通らない。

当事国には決議権はないし、拒否権もないが、中国とロシアといる独裁国が示し合わせて互いに不利になるような決議には反対する暗黙の同盟を結んでいる。

逆も真だ。ロシアがアメリカの不当な行為に反対決議を出してもイギリスやフランスなどが拒否権を発動するとその決議案は通らない。

今国連は資金不足に陥っている。日本は3番目に多額な拠出金を分担しているが、それでも常任理事国ではない。常任理事国には絶対になれないだろう。中国かロシアが拒否権を発動するからだ。

もう国連は解体すべき時期に来ている。アメリカが存在を半分否定していて、どうも国連に代わる国際組織を作ろうとしているように思えて仕方がない。

それはG7の変革からもたらされるかも知れない。トランプは商売人なので、有形無形の利益をアメリカにもたらすことには金は出すだろうが、そうでなければ1ドルも出さない。

国連は衰退する方向に向かっている。私も国連は解体した方が良いと思っている。どうして常任理事国だけが正当に核兵器を持てるのか。国連は一時的な時限組織であるべきだったのだ。

アメリカが核兵器を持っているのにどうして北朝鮮は持ってはならないのか。イランはどうだ。戦争が起こればアメリカは核兵器の使用も辞さないと公言している。

国連の職員の給与も高すぎる。もうこの辺で日本も国連を離れてはどうか。無法な中国やロシアが主導権の一部を握る団体などに金を支払ってまで加入を続ける価値があるのか。

アメリカはちなみに2つの国連機関からの離脱をした。アメリカの利己的な理由もあるだろうが、離脱することは道義に反することはない。離脱は自由だ。

今国連には直接、間接的に日本にやってくれることは少ない。国連がなくても特定の作業をやっていける機関の代わりはある。この世界平和を乱す機関はすぐに解体した方が良い。

酒巻 修平

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