米、中国の貿易協議評価

 どうして米国はどうして一転して中国を「為替操作国」から除外したのだろうかと疑問が沸く。勿論これはトランプの考え、政策によるものだろうが、それにしても奇異な感が拭えない。

 トランプの票田は白人の農民、中、下層労働者であることは知れている。彼は中国との貿易摩擦で米国の農産物が中国に輸出されなくなるのを恐れたからだ。あるいは少なくても輸出額が減少すれば困る。

 本年11月には大統領選挙があり、トランプは立候補して当選したい。その布石を次々と打っているのだ。

 トランプは中国を許したのではない。単に大統領選挙での得票数を増やしたいだけだ。従ってこの政策が今後米国に取って利益があるかどうかとは関係がない。

 中国は人口の多い国だからGDPも大きい。購買力がある。トランプはその購買力を米国の農産物に向けたいのだ。

 大統領選挙まであと10か月もない。直前になると選挙活動に没頭してある程度国としての政策が等閑になっても国民は許す。だから実質国としての大きな政策を考える時間はそうない。

 トランプは今幾つかの疑惑に晒されている。それは減点項目だ。だからそれ以上に得点を獲得しなければならない。

 それが今後種々のまやかし政策になって現れるだろう。北朝鮮の行動をしばらく無視しているのもそのためだ。

 イランでの将軍の殺害は大きな得点になった。イランも米国と本格的な戦争などできるわけがない。経済は現状でも疲弊しているのに、戦費をどのように捻出するというのか。

 イランの宗教家のトップのハメネイも薄汚い男で、反対する人を多数殺害している。国民はそれを知っているが個々には口に出さないだけだ。だが今回の騒動で、国民はデモをし始めた。

 こんな政権は倒壊した方が世界のためになる。そんなデモであるが、これはトランプに取って好都合だ。トランプの政策によってそんなデモが発生したからだ。

 中国、北朝鮮、イランで得点を重ね、韓国には米軍駐留費の大幅増額を要求し、日本にも大きな要求を飲ませた。ただ友好国の日本に対してのアプローチは穏当であっただけだ。

 これらは全てトランプが大統領選挙に勝つためのもので、米国の本当の政策ではない。

 トランプが次回選挙に当選すればもうその次はない。従って選挙のことなど考えることはない。

 当選した後、本当に米国の国益を考えると何をすれば良いのかではなく、歴史に大きく名を残すにはどんな政策を取れば良いのかという考えに変わっていくだろう。

 その時、対中国、対北朝鮮はがらっと作戦、政策を変える可能性がある。それはしかし米国のことを考えてのことではない。

 米国の国是はさておき、ただただ歴史に名を残すことだけがトランプの頭に去来するだけだ。

 政治家など、その程度の人柄を持った人物なのだ。考えることは自分の利益だけ。もしその利益と国民、国家の利益が合致すれば国や国民はラッキーである。

 IR汚職の秋元は日本と中国が敵対していることを知っている。それにも関わらず、中国企業を優遇する行為をした。

 自分は知らないで、秘書か誰かがやったと強弁するだろうが、これは嘘だ。こんな肝っ玉の小さい男が金の処理を下の人間に任せるはずがない。

 志位という共産党の党首は大豪邸に住んでいる。これなどは共産主義と相反する行為で、党の綱領に違反する行為ではないか。

 それら政治家の悪辣な考え、行為を阻止するのは国民しかいない。選挙で誠実な政治家を選出しなければ国と国民は馬鹿を見る。選挙民は賢くなって欲しい。

酒巻 修平

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