大相撲中継

 私は大昔(年近く前)から大相撲のファンである。子供のころは奄美大島出身の朝潮太郎を応援していて、そのころの若乃花には勝つことが多かった。

 朝潮は腰痛で苦しんでいて、結局それが原因で引退してしまった。それからは決まった力士を応援することがない。

 高見山が力士になって姿を見せてからは外国人を力士として誘致することが多くなった。

 そのころはハワイ辺りの島からくる大男の力士が強くて、曙はついに日本の慣習を破り、横綱になった。外国人は横綱になれないという暗黙の規則はここで終焉した。

 その力士たちが引退すると次に来たのは蒙古人だ。ヨーロッパからも来たが、ヨーロッパ系は大関止まりで、横綱になれなかった。やはり相撲向きの能力はなかったのだろう。

 だが蒙古系は違う。朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜と連続して横綱を排出した。だが彼らの時代も過ぎ去って行くのか、今場所白鵬は早々と連敗するし、鶴竜も古傷が原因で休場に追い込まれた。

 このごろ世代交代がやってくると言われているが、それはもう少し後だろう。貴景勝は大関として安定性がない。押し相撲は勝っていると強く感じるが負けるともろい。

 大関は大関止まりでは終わってもらいたくない。横綱候補として大関に推挙してもらいたいが、押し相撲では横綱は無理だろう。

 とにかくそのように勝手なことを考えながら見ているが、いくつか興を削ぐことがある。その第一はアナウンサーの質が悪いことだ。

 相撲はNHKで放映しているから、当然視聴料を支払っている。だがアナウンサーは頼りない。

 今日のアナウンサーは小林陽広と出ていたが、力士の名前を2度に亘って間違えた。それも今話題の力士の名前だから始末が悪い。

 昔NHKには高橋圭三、宮田輝など極めて質が高いアナウンサーが次々を出てきた。それがどうしたことか、最近はどの人も嫌になるほど力士名や星勘定を間違える。

 時には解説者に訂正されることもあるが、これは逆だろう。メインの北の富士さんがそんな間違いに頓着しないが、それも頂けない。この人たちには職業人としてのプライドがないのだろうか。

 最近は堪え性がなくなって、ついにNHKのお客様サポートセンターに電話をしてしまった。

 出て来た女性担当者は私の苦情にその旨を報告すると口では言っていたが、多分面倒でそんなことはしないだろう。話し方の雰囲気から想像できる。

 NHKは収入が国によって保証されているから、努力をしなくなったのか。アナウンサーはどれも駄目だし、会社自体がだれている。。

 そう言えばマラソンや駅伝のアナウンサーも決して質が良いとは思えない。駅伝ではチームや選手名を間違えるし、言葉も適切ではないことのオンパレードだ。

 そんな時は競馬を見ることにしている。ここではアナウンサーは極めて早く正確にかつ適宜な言葉を使い状況を実況するのだ。

 聞いていてスカッとするために懸けたりしない競馬を見るのだ。ここのアナウンサーがそんなに上手に話せるのだから、相撲や駅伝でも訓練すればできるはずが、できない。

 多分もうアナウンサーとしての訓練をしていないのだろう。民放は料金を支払っていないから、嫌なら見なければ良いのだが、 NHKは別だ。

 馬鹿な法律で決められて料金を徴収する権利があるなら、アナウンサーを訓練する義務もあるはずだ。

 だが一人良いアナウンサーがいる。その人が出てくればほっとするので、明日はその人がアナウンサーであることを祈る。

 年を経たアナウンサーもいるのだが、その人も駄目だ。何年アナウンサーをしているのだろう。その人の辞典には努力という言葉が欠落していると考えられる。

酒巻 修平

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