体重はなぜ増加するのか

スリムで形の良い体には誰もが憧れるのですが、太っている人はなかなかそうはなりません。特に中高年になるとスリムな身体を維持するのはとっても難しいようです。

ではどうして太ってしまうのでしょうか。これを分かっている人が案外少ないのです。とても簡単なことなので聞いてしまうと当たり前だと思うでしょう。

体から何かがなくなるとその分痩せます。体からなくなるのは尿、便、汗、水分の蒸発などです。当たり前ですね。体から物質が減ると痩せ、体にものが入るとその分太ります。

尿や便の排出は体が痩せる大きな原因で、食事をしたり水を飲めばその分体重が増加するのは単純な算数です。

ですが何か忘れていないでしょうか。それは息です。人は空気(酸素や窒素を多く含む)吸い、炭酸ガスと不活性な窒素を排出します。酸素はO2で炭酸ガスはCO2ですので、息をする度にCの分だけ痩せます。だから痩せるためには息の回数を増やせば良いのです。これが分かっていません。

私はスポーツジムで試したことがあります。その時の年齢は忘れましたが、休憩室で何もせず座っていました。座る前に体重を測定して30分経って再び計ると100g体重が減少していました。

その間私がしたのは座って息をしていただけです。ですから息に含まれる炭素(C)の部分だけやせたのです。

では何もしないで息を沢山すれば良いかと言えば、そう簡単ではありません。必要以上に息をすることができませんし、すれは過換気でそんなことは長続きしません。

多く息をするには体がそれを必要としなければならないのです。それはどういう時でしょうか。簡単です。運動をすれば良いのです。

運動とは筋肉の新たなる経験と定義できます。歩くだけでは運動とは言えません。速足で歩くとか走るとか普段とは違う身体の動かし方をしなければ駄目です。

運動器具で体を動かしても無駄です。食事の量を減らして体に取り込む物質を少なくすれば良いと考えられますが、これが体の機構上絶対にできません。何か月がやっても良いでしょうが先ずレバンドすること請け合いです。

そう言えばスポーツ選手は太っていません。スポーツで息を沢山しておまけに一回の呼吸量が一般人より多いので体は痩せる方向に向かいます。

マラソン選手は2時間以上も走り続けるので増加した呼吸量は莫大です人生でそんなことをしても良いのかどうかは別問題で、とにかく痩せます。余り瘦せると健康に良くないので食事量も多いはずです。

若いころ私は山歩きが好きで1週間か2週間に一度はハイキングに行きました。4,5時間は掛かるのでその間呼吸量は多くなります。ですから夏の間は痩せ、冬になってハイキングに行かなくなると太ったものです。

余談ですが、冷暖房がない時代、人は冬に血圧が自然に上がり夏に血管緩むと血圧が下がるようにできています。人はそうして1年通して血圧のコントロールをしていました。

今は冷暖房が発達したので人のそんな機能は弱くなっています。高血圧、低血圧の人が増えているでしょう。

なお高血圧とは英語で「hipertension」でネットに出ている「high blood pressure」は正式な英語ではありません。「hiper」はとても高いで、「tension」は血液が血管を押す圧力です。

「hiper」はそんな意味ですから上が130~150くらいの人は高血圧などではありません。

酒巻 修平

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