考え方を考える - 株価

株価はどのように成り立っているかを考える前に考えるということはどのような脳の作用か、それを考えてみましょう。

脳の使い方は色々ありますが、積極的な使い方の一つに記憶するということがあります。これはある事物を情報として脳の一部が取得して保管することです。

その情報は時々あるいはしばしば取り出して使えます。例えばこのドアは押すのか引くのかいつも使うドアについて脳は記憶しているでしょう。だから腕は自然に引いたり押したりします。

その情報がなければ、すなわち引くか押すか分からない他の家のドアに付いては引くか押すかやってみないと分かりません。とても不便ですね。

情報は役に立つものです。でも例えばビルの玄関ドアに付いての情報はありません。重いのでいちいち試すのは面倒です。そこで考えること、思考の出番です。

日本は災害国なのでいつ災害が起こるか分かりません。そんな時ビルから脱出するには玄関ドアを開けなければならないですよね。

それをいちいち考えていたのでは危険をいち早く回避できません。そこで多分お役所が決めたのでしょう、中から必ず押すことになっているのです。引くより押す方が楽だから災害時にはこの制度は役に立ちます。

これは教えられたことではないのですが、いつも考えるのを実行していると自然に浮んだ答えでした。

これが思考です。役に立つと思いませんか。そこで思考の方法ですが、一つには類推ということがあります。人の考えや感情は年月が経ってもあまり変わらないのでこれは利用できます。歴史が教えてくれます。

その情報から類推できることは将来のことは歴史を見れば分るということです。類推は思考の便利なやり方です。

今はコロナで大変です。これは歴史になかったかと言えばそれがあるんですね。14世紀に発生したペストの流行です。

悲惨でした。ヨーロッパでは全人口の1/3が死亡し、中でもイギリスでは1/2の人が死んでしまいました。

いつの世も貧困な人がいつも先に災害の被害を受けます。ですから当時労働者が激減したと思います。この辺から私の思考です。当っているかどうかは分かりませんが、少なくても考えることは何かの役に立つでしょう。

労働人口の減少は工業、農業に甚大な生産の減少を起こします。それを克服したのが産業、農業革命です。学校でも習いましたよね。

機械を発明してそれで機械化が進行しました。機械は人より良く働きます。生産性が飛躍的に向上して今度は物が余るようになりました。

そうすると余剰な物を処分しなければなりません。でも捨てたくない。売る方が良いというので海外に販売のルートを探し始めました。

それが大航海時代を到来させ、1492年のコロンブスのアメリカ大陸に繋がっていきました。余談ですが当時日本は鎖国状態だったので、ペストは大流行しなかったのです。

ペストの流行は世界経済の発展に多いに貢献したというわけです。そしてその流行を阻止するには鎖国が大きな働きをしたのです。現在のコロナをどう抑えるかはそれに掛かっていることを教える事件です。

日本人とはどのような人種でしょうか。古くから日本は農業国です。金本位制ならぬ米本位制を長く保っていました。

案外農業はアジアから始まったと考えることができます。当時のヨーロッパにも農業はあったでしょうが、ヨーロッパ人は基本的には狩猟民族です。

農業で大切なのは変化しないということです。冬は寒く、夏は暑い。そして5月ごろの晴れた日といつも雨が降る梅雨がなければ米は育ちが悪いものです。

だから考えることの必要性は薄かったでしょう。一方ヨーロッパ人の狩猟では同じことをしては生産性がとても悪いのです。

南の方では鹿を取り尽くせば北へ移動しなければならないでしょう。ですから他の人と同じことをしてはならないのです。ここで思考が求められます。

日本人は無行動、欧米人は行動で、物事を処理するでしょう。もちろん例外的な人はいたでしょうが、社会全般がそうであればそれに従う方が得策です。

明治になって欧米の文化は日本社会を大きく変えたのは誰もが知っています。新しい文物を吸収したのです。

一方現在の日本の政治家が何もしないのはこんなところに原因があったのですね。韓国政府が酷い裁判結果を残してそれを日本に求めても日本政府は動かない。無行動です。

経済協議は行わない。援助も中止。交流はできるだけ避ける。これも効果的です。韓国には日本が必要なのに日本が協力しない。大変困って文という大統領は自分の方針をとうとう変更してしまいました。

さて題材の株価ですが、これも考えると面白い面が諸所に覗えます。いつ株価が下がるか上がるか、それは株売買をやっている人が買おうとした時に上がり、売ろうとした時に下がります。どれだけ上下するかは考えたことの大きさに依るのでしょうね。

ですが何故買おうとするのか、売ろうとするのかは材料、すなわち変化を基準にします。アメリカの金利が上がれば日本の株は下がる傾向にありますが、金融株は上がるでしょう。何故なら彼らは金利で食っている会社だからです。

株売買は平等な経済行動ですね。変わらない人の心理と変わる材料との相関関係で売り買いをします。日本人の得意は無変化と欧米人の得意な変化の両方を吟味しないと売買で利益を上げることができません。

これは私の思考方法ですが、他の人はまた違う思考方法を取っているでしょうね。でも思考は役に立つものです。大いに思考して生活を便利に豊かにしましょう。

酒巻 修平

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